「あぱまん情報」2023年7月5日掲載T.W.Y. バンコク都市開発研究所 女子サッカー

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タイではサッカーが熱い!!日本出身選手も女子リーグで活躍

サッカーがダントツ人気

タイで盛り上がるスポーツといえばサッカーだ。プレーする人も多ければ観戦する人も多い。タイ男子サッカーはワールドカップに出場したことはないが、サッカーへの関心度は非常に高い。日本でいう「Jリーグ」(男子)がタイリーグとなる。1部リーグ(旧プレミアリーグ)から4部リーグ(アマチュア)まである。米国ニールセン調査によると、サッカーに「非常に関心がある」または「関心がある」人が占める割合は、タイは78%と何と世界2番目の高さだ。総人口から人数に換算すると、約4,000万人が関心を有していることになる。1位UAE、3位以下はチリ、ポルトガル、トルコ、メキシコ、スペインと続く(図表1)。

(資料)NIELSEN SPORTS 「World Football Report2018
(資料)NIELSEN SPORTS 「World Football Report2018

タイ女子リーグが面白い!!

タイの女子代表は、男子代表と違い2015年と2019年の2度にわたってワールドカップに出場している。女子代表を支えるのが2009年に設立されたタイ女子リーグで1部リーグと2部リーグがある。これまで、女子リーグは、各県地域のスポーツ学校等が中心であったが、最近新たな動きとして、西欧のコーチ陣を中心にしたクラブチームに注目が注がれている。その一つがBSL WFC(Women’s Football Club)である。昨年は2部リーグで最下位であったが、今期は突然トップに登場した(図表2)。

i2 (資料)Thai Womens League HP 2023/6/1現在
i2 (資料)Thai Womens League HP 2023/6/1現在

国際色豊かなチームBSL WFC

BSL WFCは、タイ、イタリア、フランス、イスラエル、米国、豪州、日本など国際色豊かなメンバー構成。今期からは、2015年、2019年女子ワールドカップ出場のタイ代表(注01)のエース級選手もBSL WFCに所属した(図表3)。さらに、ナコンサワン、チョンブリー出身のタイ代表経験者も加わり、その数は16人とBSL WFCレギュラー数を超える(図表4)。さらに、コーチ陣も充実、ナイジェリア・リーグチャンピオン経験のジェームズ、英国からはサムエル、ヘッドコーチにはタイ代表歴10年、コーチ歴22年のソムなど、素晴らしいコーチ陣指導のもと、人材もさらに集まっている(図表5)。

i3 左から:Pe(1番GK元タイ代表)、Pa(87番Top 2015タイ代表)、裕美(7番右WG)、To(5番右SB 2019タイ代表)、Jay(9番左WG )
i3 左から:Pe(1番GK元タイ代表)、Pa(87番Top 2015タイ代表)、裕美(7番右WG)、To(5番右SB 2019タイ代表)、Jay(9番左WG )

 左から:ジェームス、ソム、サムエル
左から:ジェームス、ソム、サムエル

日本からは俊足Yumiが活躍

特に注目すべきは、中学まで日本の杉並FCでサッカーをしていたYumiが期待できる(図表6)。元タイ代表選手が多くいるBSL WFCで、代表経験はないがレギュラーとして活躍している。彼女の持ち味は、東京オリンピック強化選手にも選ばれたスピードと持久力だ。小学校6年生の時には、東京都杉並区で100m女子13.8秒の新記録を出し、現在も破られていない。中学では西東京100mで優勝している。タイの国体でも100mで全国8位に入っており、タイサッカー界ではトップクラスの俊足であろう。

Kanyarat Aikawa(日本名:愛川裕美)
Kanyarat Aikawa(日本名:愛川裕美)

後半の戦いが楽しみ

BSL WFCは、2023年3月~5月の前半戦で負け知らずのトップを独走。新たなメンバーも加わり、徐々に連携プレーが良くなってきた。試合を重ねることに高得点を挙げるようになり、最終戦のアーマとの対戦では8対0と完勝した(図表7)。後半戦はさらに馬力があがり、大量得点できるであろう。7月で2023年シーズンは終了となるが、2部リーグ優勝、1部リーグ昇格を期待したい。タイでプロサッカーをしたいと考えている日本の女子選手はBSLのFacebookで応募してみては如何?(図表8)。

 2023/5/14 AMA前半最終戦 14歳コンビU14代表 左KEITはAMA戦3得点
2023/5/14 AMA前半最終戦 14歳コンビU14代表 左KEITはAMA戦3得点

(注01)サッカータイ王国女子代表で、タイサッカー協会(FAT)によって編成されるナショナルチームのメンバー。  

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T.W.Y.Co.,Ltd バンコク都市開発研究所 顧問 愛川裕二

顧問 愛川裕二
顧問 愛川裕二
1983年より30年間㈱大京に勤務。ビル事業、マンション本部、企画部門に配属後、1987年不動産研究誌「ランドビジネス」(経済白書にも引用)編集長となる。1990年大京総合研究所課長を経て、1992年より建設省と国土庁の外郭団体財団法人土地総合研究所に出向、定期借地研究会事務局責任者等土地政策に貢献。2001年「軽井沢ホットスプリング」開発運営責任者となり、日本一のペット可能宿泊施設(年間2万人犬4千匹宿泊)にする。2006年以降PM,AM、コンプラ等を経て、2017年よりTWY社顧問。 不動産コンサルテイングマスター、不動産証券化協会認定マスター、ビル経営管理士、コンプライアンスオフィサー、再開発プランナー
 
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2023年7月5日 タイ自由ランド掲載

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Bing AIにきいてみた タイ女子サッカー

タイ女子サッカーに関してですね。タイ女子代表は、タイサッカー協会によって編成されるサッカーのナショナルチームで、アジアサッカー連盟(AFC)およびASEANサッカー連盟(AFF)所属です¹。2022年に行われたAFC女子アジアカップでは、日本と対戦し、7-0で敗れました²。また、2021年には、タイ女子代表の監督に岡本三代氏が就任したことがあります³。以上の情報がお役に立てると幸いです。

ソース: Bing との会話 2023/7/12
(1) サッカータイ王国女子代表 – Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E7%8E%8B%E5%9B%BD%E5%A5%B3%E5%AD%90%E4%BB%A3%E8%A1%A8.
(2) 【日本×タイ|ハイライト】なでしこジャパンが大量7得点で快勝し、2023年女子W杯出場権を獲得|AFC女子アジアカップ準々決勝|2022. https://www.youtube.com/watch?v=sb_0YoqdYZc.
(3) タイ女子代表の監督に岡本三代氏が就任…タイ代表は男女ともに日本人監督に | サッカーキング. https://www.soccer-king.jp/news/world/asia/20210123/1171076.html.