高齢化社会のタイ 収入のない500万人が問題

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高齢化社会のタイ 収入のない500万人が問題

コロナのあとはタイは高齢化社会が大変!と警笛を鳴らしているのはマヒドン大学のドクター・ナポチャイ氏で、すでにアセアンのうち、7ヵ国は高齢化社会に入っており、入っていないのはフィリピン、カンボジア、ラオスの3ヵ国のみで、タイはあと20年立てば1,200万人の高齢者が2,100万人になり、80歳以上も140万人が340万人になるとしている。

この高齢者の収入に着目しており、何らかの年金などをもらっている人は960万人いて、退職金などで過ごしている人は80万人余り、社会保険からの支払いの人が59万人で、問題は高齢者で収入がほぼない人で、サワディカーンカードを持っている人などの貧しい人500万人としており、さらに貧しい人が43,000人ほどおり、この人たちが将来増えるため、タイ政府はこれに対処しなければならないとしている。

対策としてはドクターによると、できるだけ自分の家に長く住んでもらい、それにより政府の援助も少なくて済む。エネルギー、健康、お金が大切でこれにより援助も少なくて済む。高齢者もデジタルテクノロジーに対応できるようにする、などを上げている。

 

2021年11月5日 タイ自由ランド掲載