事業で建物を買うという選択 今後20年家賃を払わなくてよい

ソイ41の中の小路に両脇、低層の50年近い長屋風の建物がある
ソイ41の中の小路に両脇、低層の50年近い長屋風の建物がある

コロナの時期で、日本との行き来が難しかったが、ようやく検査等がなくなり、以前からタイで会社設立をしようと思っていて、2年半以上待たされた人もいるだろう。

今はどこもテナントの空きがあるので、物件を見つけて契約をして、毎月、賃貸で借りるのが普通だろう。
だが、10年先はもっと自分の事業が繁盛していると自信があるなら、早くに物件を買ってしまうという選択もある。

皆、あまり考えないが結局、タイで事業を20年以上している人なら、早くにその物件を買ってしまうと、そこから家賃は払わなくてよくなる。

例えば、庶民的な日本の定食屋さんをオープンしたいと思い、スクンビットのソイ41で物件を探したとしよう。ショッピングモールなどは家賃が高くて、できるだけ路面店を探していた人が、ソイ41の中ほどにある店舗群の一画を見つけ、契約したとしよう。

家賃7万バーツでいわゆる長屋の一区画(間口4㍍余り、となり同士ひっついている)を借りて、内装して借りることにする。

定食といっても、ある程度のスキルがあるので、1ヵ月、120万バーツほどの売り上げはずっと見込めると考えているとしたら、もう早くにその物件を買ってしまった方がよい。

もちろん、2~3年の会社の決算がないと、銀行から会社としてお金を借りられない、とかはあるが、早いうちに物件購入を考えた方がよいだろう。

ただ、気になる点は1つ。長屋の物件はとなり同士がつながっているので、壊すときはいっしょに壊すことになるので、すでに50年近くの物件だろうから、これらが一掃されたときは、建物を買った価値はなくなり、土地代だけを売ってお金にするか、自分の敷地の範囲で新しい物件を建てることになる。

プロンポン駅近なので、地上げというか、ディベロッパーが関心を持つ物件ではあるが、後ろにはすでにルンピニのコンドミニアムなども建っていて、広い敷地を確保できないので、このコロナの時期にディベロッパーが手を出すことはないだろう。

今の時期は不動産はどこも、それほど高値になっておらず、逆に持っていたコンドミニアムを引き払って、残った長屋に住むなど、お金がなくて物件を売りたい家主もおり、例えばソイ41の1区画で4階建ての物件なら、今なら7百万~1千2百万バーツほどだろうか。

ここで考えられるのは、7百万バーツのローンを組むのと、家賃7万バーツで借りていくのと、どちらがお得かということだが、家賃7万なら1年で84万、10年で840万、それはただ家賃として支払うだけなので、最後は自分たちの土地、建物になるなら、それを考えてみてもよいだろう。

まあ、20年以上営業することを考える人だろうが、あとはどういう購入方法を考えるかだが、タイ法人の会社としては購入できるが、役員にタイ人が入っているとか、代表がタイ人であるとか、そういう縛りがあるので、会社登記簿の変更が必要になるが、会社で問題なく購入できるだろう。

今はコロナの時期だから、購入の選択も考えてみるのもよいだろう。

 

2022年6月5日 タイ自由ランド掲載

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