オンアン運河沿い新観光名所へ

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オンアン運河沿いがにぎわうのは金、土、日曜の午後4時ごろから
オンアン運河沿いがにぎわうのは金、土、日曜の午後4時ごろから
サムヨート駅はこじんまりした駅舎
サムヨート駅はこじんまりした駅舎

オンアン運河沿い地図

オンアン運河という、チャイナタウンのはずれに歩行者通り、ウォーキングストリートが出来たというので行ってみました。 BTS アソーク駅から地下鉄に乗り換えて、シーロム駅を通過し、サムヨート駅へ。ヤワラート(チャイナタウン)の雰囲気を感じるような駅舎で、こじんまりした駅。

そこを出ると勢いよく車が走るチャルンクルン通りがありますが、すでに向こうの方に、運河らしき場所が見え、人影があります。

金曜日の午後4時半ごろでしたが、ダムロンサティット橋の下から整備されていて、徐々に出店が始まるところで、素朴な感じがよい。タイの地方に行ったときによくある週末マーケット、ナイトマーケットのようでもあり、もう少し洗練されています。

オンアン運河の両脇がにぎわう
オンアン運河の両脇がにぎわう
5年前の状況
5年前の状況
運河側に出店、もう一方は建物の裏
運河側に出店、もう一方は建物の裏

運河沿いで両脇あって、どちらも運河は商業長屋群の裏手にあたって、家の裏がたぶん、汚くくさい運河だったんですね。そこを整備して通れるようにしたので、通りの片側は出店、もう片側はその建物の裏、という感じですね。だから、もしこのイベントが毎日行われるなら、

建物の裏手がとっても価値の上がるもの!という感じになるわけです。

タイ人向けのバンコクの観光スポットという感じで、もし外国人が来れるなら、ヤワラートの端なので、中国人でいっぱいになることでしょう。

ゆっくり歩いていると、まず交差する通りを渡らなければならず、まだ十分に整備されていない感じです。ヤワラート通りを横切って、また運河沿いにおります。 徐々に店売りが始まる時間で、たわいのない雑貨や屋台の食べ物ですね。歩きながら食べられるヤーン、ピン(焼き物)です。

サンペン通りの小路
サンペン通りの小路

続いての交差はサンペン通りで、ここは通りと一体となっていて、まさしくここがこの運河歩きの中心!という感じでした。

サンペン通りといえば、20年以上前に何度も来ていましたが、その時はアクセサリーや布生地などを探していましたね。

懐かしくて、吸い込まれるように脱線して行きましたが、その当時とあまり変わっておらず、雑然としていて、日本に帰ったときにたまに行く、京都の錦市場に似てなくもないですが、ちょっと趣きが違うとは思います。小路を途中まで行き、このまま行くとヤワラートに行っちゃうと思い、また引き返して運河の先を行きます。

このあたりから運河の右の通りではなく左の通りが賑やかになっていて、クワイチャップなどの屋台メシが並んでいます。そして次のポピピムック橋の交差点で出店は終わっていました。ローカル紙では、オーソタノン橋まで賑やかだとありましたが、そこまでまだ伸びていなくて、全体では1㌔ほどでしょうか。往復しても20分ほどでした。

短かったですが、それなりに楽しいものでした。水辺でこういったウォーキングストリートというのは、タイではあまりないと思います。運河沿いを整備した、というのがポイントです。なので、自撮りするタイ人も多くて、ヤワラートの端の方ですが、ちょっとしたタイ人の観光名所です。

運河に浮かぶカヤックも、それに花を添えていて、この運河はカオサン近くのバンランプーまでつながっていて、カヤックもそこまで6㌔ほどを行けるといいます。それなら、運河沿いのストリートもそこまで整備すれば、まさしくバンコクの名所ですね!

短いので、運河沿い探索のあとは、サンペン通りに入り、そのままヤワラートに流れ込むのがよいと思いますが、静かな運河沿いとは違い、一般道路は一歩通行が多く、バイクや車の勢いが違います。一方に風が吹いているんですね。さらに店の中から漂う、漢方のにおいがまさしくヤワラートです。この喧騒は何年たっても変わっていない。そのよさがこの街並みでしょう。

アクセサリーのメガネが満載で、卸し売り?
アクセサリーのメガネが満載で、卸し売り?

歩いていると突然、不思議な店があり、例えば、写真のようなメガネ屋さんも、安っいアクセサリーですね。「なるほど、ビッグCなどにある1つ20バーツの店はここから仕入れているのかな」と思ったりもするような店があり、卸しの店があるのも、このあたりです。

とりあえず、先ほどのオンアン運河の出店等は、金、土、日曜の午後5時から午前0時までのようです。

2020年12月20日 タイ自由ランド掲載

 

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