タイのコンビニ、コロナ後12.2%増

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タイのコンビニ、コロナ後12.2%増

BTSエカマイ駅からすぐのゲートウェイ地下にある貴重なマックスバリュ
BTSエカマイ駅からすぐのゲートウェイ地下にある貴重なマックスバリュ

タイのコンビニエンスストアやスーパーマーケットが再び活況で、競争が激しくなっている。見渡すと、長らく日本ブランドを維持していたファミリーマートが徐々になくなっていて、大手に集約されつつある。

相変わらず、セブンイレブンは断トツで1位だが、SCB銀行の調査部によると、セブンイレブンは今年は、1~3月で209店増えており、今年の新規は700店ほどになるとしており、38~40億バーツをかけるという。

さらに、現在ある店舗の改装や内装などで、29~35億バーツを投資する。

コンビニエンスストアなどは、4~5年前は減る傾向にあり、毎年、9%減、7%減などだったが、コロナあとのこの状況で、2022年は12.2%増になっており、息を吹き返している。
CJモールは30億バーツをかけて支店を増やすとしており、250店増をめざしている。

一方で、セントラルリテール傘下のファミリーマートは、400余りあるが徐々にトップスデイリー(Tops Daily)に変更されていて、最終的に600店規模となり、ファミリーマートに代わって業界5位に躍進することになる。

また、販売増のためのタイ政府の後押しも見逃せない。今年初めには「ショップディーミークーン」(消費者に支払い額還元)があり、また「ラオティアオドゥアイカン」(いっしょに旅行しよう)などの経済活性化策が功を奏している。

そのほか、今年後半に入って、明らかに中国人の需要が増えている印象があり、コロナで自粛が長かった中国人の観光なども、戻ってきている。

2023年9月5日 タイ自由ランド掲載

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