ホテルのオープンは50%、2~3月でコロナ抑制へ?

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ホテルのオープンは50%、2~3月でコロナ抑制へ?

コロナ感染者が出ていなくてほぼ抑制できていた昨年後半から、タイ国内を旅行しよう!と徐々に盛り上がってきたが、昨年末のサムットサコン県の大量のコロナ感染者出現により、旅行を控える状態となり、カシコン銀行の研究センターによると、現在、全国で開いているホテル宿泊施設は50%ほどにとどまり、また20県のうちの20%3700ヵ所は事業閉鎖の状態で、特にプーケット、バンコク、パタヤ、クラビーなどの観光地での被害が大きく、今後、2~3月の間でコロナ感染者を抑制できない場合、さらに1万ヵ所が事業閉鎖に追い込まれるとしている。
一方、ラチャモンコン大学の調査によると、昨年の9~12月には旅行関連の業種15%が閉鎖しており、その内訳では旅行会社23%、歓楽施設22%、スパマッサージ店21%になっている。またそこで働く人など100万人が失業しており、さらにこの1~3月の状況で150万人が失業するとしている。
また、タイホテル協会では現在、一時閉鎖中のところが多く、タイ政府に対して従業員1人当たり7500バーツの支給を1年間、社会保険の範囲で要望している。

2021年2月20日 タイ自由ランド掲載

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