事業を自分で始める人多い?ノウハウを伝授してもらえる

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催し会場の目立つところに出店して、実際にカウンターで食べられるRAMEN BOY

催し会場の目立つところに出店して、実際にカウンターで食べられるRAMEN BOY

事業を自分で始める人多い?ノウハウを伝授してもらえる

フランチャイズの催しでの出店

バンコクでは定期的にフランチャイズ募集のイベントが催されており、先月、バイテク(BITEC)で行われた催しに行ってきました。ちょうどこの時期、コロナ禍で解雇される人も多く、自分で事業を始める人も結構、多いのでは、と思いましたが、2日目の催しはそれほど混んでいる感じでもなく、出店も思っていたほどの規模ではありませんでした。

フランチャイズといっても、屋台規模のものから、敷地100㎡以上のものまでそれぞれで、初期投資では5万バーツほどから500万バーツ以上まで、いろいろあります。

バンコクの中では、小規模のものではBTSの駅の外にドリンクを売っている店などがありますが、それなどもきれいにロゴを形どった店はほぼフランチャイズと判断できます。

ただ、フランチャイズというのは、大きく分けて2種類あり、本部がそのまま直属で、それぞれの店を管理しているものと、それぞれ店を投資した人に任せているものに分けられます。

イベントに出店しているのは、後者の方で、それぞれがオーナーになり、出店するものです。

すぐに自分がオーナーになれるフランチャイズではタイでは人気があるようで、メリットとしては、投資をしてノウハウを伝授してもらい、自分で切り盛りできる点です。人に指図されるのが嫌いなタイ人の気質にも合っています。

さて、催し会場の入り口で目立っていた「RAMEN BOY」は、見たところしっかりしたラーメン店で、実際にカウンターに座って食べられます。すでに出店もしており、MRT地下鉄のメトロにあるようです。しょうゆラーメンが89バーツ、玉子丼が79バーツで、庶民派タイ人向けの値段設定です。

フランチャイズの仕組みについて聞いたところ、支払い額は37万4500バーツで6年の契約。広さ18㎡ほどの内装は別途に自費で、内装デザインは2万バーツ別途、材料費等の保証は5万バーツ、それらを合わせると初期投資は100万バーツほどといいます。

それでもちろん、料理のハウツーなどはちゃんと学べるのでしょう。

そのほか、毎日の売り上げについては、3%のロイヤリティー、1%のマーケティングフィーが取られます 。POSのレジを設置するので、売り上げの状態をすべて管理されるようです。

ここまでは聞きましたが、あとはやはり材料を買わなくてはならず、その原価がどれぐらいの費用になり、それに伴い1日の利益がどれぐらいになるのか、という計算が必要です。

でもやはり、利益が出ることが大切ですが、それと同じぐらい「味がよい」ということも大切だと思います。その「味がよい」というのも人それぞれですが、タイ人が気に入る味を提供できるか、というのもあり、そのあたりも難しいでしょう。

続いて出店していたBOON TONG KEE(文東記)は、エムクオーティエの地下にも出店している、シンガポールのチキンライスでも有名な店ですが、

ここもフランチャイズを募集していました。

出店の広さは80㎡で、座席は40席として、投資額は合わせて400万バーツほどといいます。これは内装費も含めた金額で、フランチャイズ料としては3年で50万バーツのようです。そのほかに毎月の売り上げからロイヤル料など6%が取られます。

以上が聞いたことですが、あの中華の味はなかなか出せないと思いますが、シェフは用意してもらえるのでしょうか?それで利益が出せるのでしょうか?

すでにエムクオーティエ地下で食べたことがあるので、味は申し分ないと思いますが、それにかかる費用がどれぐらいになるのか、ということでしょうか。

カラフルなFunny Friesの屋台設備

カラフルなFunny Friesの屋台設備

Funny Friesの自慢のソース

Funny Friesの自慢のソース

続いての出店は「Funny Fries」という揚げものの店で、屋台のような出店です。まずチラシをもらい、そこにはキオスク型4万5000バーツとあり、これが初期投資のようです。ただ屋台の設備そのものもその料金に含まれますが、揚げる場所の確保やその設備は別途自費のようです。ですからおそらく全体では10万バーツほどの初期投資でしょう。材料はすべて提供するとしています。

肝心の商品についてですが、フライドポテトとチキンナゲットで、実際に買って食べてみましたが、それにかかるソースが売りのようで、チーズオリジナル、スパイシーチーズ、ピザチーズなど。

29バーツと安いですが、チキンナゲットは2つしか入っておらず、フライドポテトをタイ人が好んで食べるのかは疑問です。ソースの味もいまいちでした。

続いてのフランチャイズは、イサーン料理店で「TAM SATHANSUAN」。難しい店名からして、100%タイ人向けのようですが、フランチャイズ料は39万バーツで、コンサルタント料など1ヵ月1万2500バーツ、あとは必ず料理を本部から仕入れることとしています。料理のレシピ等は7~12日間、見習いをするようです。

この店はパララーを市販しており、重要な味付けは外部に出していないようなので、おそらくレシピ等を学んでも、味の調整などは本部のソースを使うので、レシピを学んだからといって、同じ味を出せるわけではないでしょう。

以上、フード事業はすぐに現金収入があるという点で、タイ人が始める事業として人気ですが、フランチャイズといえども「味がよい」「タイ人が気に入る」ことが重要です。

催し会場ではカフェの出店も多い

催し会場ではカフェの出店も多い

そのあたり、フランチャイズ料を払わずに、自分でいちから始めた方がうまくいきそう、とイベントに来て思いましたが、やり方がわからない人がフランチャイズ料を出してそのノウハウを学び、たとえうまくいかなくても、次に自分だけでやり始めるときのための学習期間の投資という風に考えれば、その過程も必要なのかも知れません。

2020年11月5日 タイ自由ランド掲載