西野順治郎列伝 114 第12章- 1 – 20 瀬戸正夫さんと西野順治郎さん


この新聞社への入社によって、マスコミという夢のある世界に踏み入れ、生活が安定し、過ごすことができました。さらに、プライベートな事柄や、その時の社会問題についても取り上げ、コメントして綴っています。
この本によって、瀬戸さんが生きてきた様子とそれに伴う社会状況が描かれています。
この本は、タイにおける戦前から戦後にかけての一人の日本人の歴史を記したものであり、後世に残るバイブル的な存在となるでしょう。
もう1冊の本、「バンコクの灯」ですが、この本も「瀬戸正雄の人生(上、下)」と
同じ年の12月に発行されています。発行所は東京堂書店で、印刷所は「シーカーア
ジア財団」となっています。
この本も先に出版された内容と同様に、瀬戸さんが生きてきた時代に、その時々に体験した出来事を書いています。自身の体験に基づいて描かれているため、リアリティを感じさせてくれます。 また、その時々の社会情勢や自身の生活体験をもとに書かれているため、この本も歴史的な価値のあるものとして後世に残るでしょう。
× × × ×
著者と瀬戸さん
タイに住んでから、日本人会の行事に参加するたびに、瀬戸さんがカメラのシャッターを切っている姿を見かけるようになりました。特に仲が深いわけではありませんが、著者は瀬戸さんの存在を認識していたようです。
瀬戸さんが執筆された本について、発売当時は「貴重な本」と思い購入し、現在も保有しています。
西野列伝を書くに当たり、取材先の1人として瀬戸さんにお会いしました。約4年前の出来事ですが、その内容は次の通りです。
× × × ×
取材したその時の様子
バンコクの語り部瀬戸正夫氏との対話 昨日(2020年6月8日)、日本人会の会議室にて瀬戸正夫氏とお会いして、昔のバンコクの話を伺いました。
現在94歳でありながら現役です。瀬戸さんは、かつて朝日新聞バンコク支局のカメラマンを務めていました。彼の活躍により、多くの写真が約30000枚保存されています。
彼の写真は後世に残すべきものです。
西野さんとの共通点として、二人とも歴史に関心を持ち、後世に残るように行動し、記録として本を出版しています。そして、二人ともタイをこよなく愛していることは言うまでもありません。
× × × ×
エピローグ
瀬戸正夫さんを表彰したい
瀬戸正夫さんは、日タイの友好に貢献した人物です。そのため、日本人会として彼
を表彰し、合わせて大使館を通じてタイ政府から勲章を受けるよう、取り計らってほしいですね。
しかし、関係者のコンセンサスを得るのは難しいようですね。父親が親だけに。
(次回号に続く
2025年4月20日 タイ自由ランド掲載

バンコクの語り部・瀬戸正夫さん。
94歳の今も現役で活躍するその姿に、ただただ感服します。戦前・戦後のタイでの体験を綴った著作は、まさに貴重な歴史の記録。3万枚に及ぶ写真とともに、日タイの架け橋として歩んできたその人生に、深い敬意を抱かずにはいられません。
瀬戸さんの功績が、もっと多くの人に知られ、そして未来へと受け継がれていきますように。
」

²: [The New York Times](https://www.nytimes.com/2018/02/03/world/asia/mount-everest-how-tall-nepal.html)
ソース: Bing との会話 2024/1/10
(1) 西野順治郎 – Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%87%8E%E9%A0%86%E6%B2%BB%E9%83%8E.
(2) 西野 順治郎 – Webcat Plus. http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/creator/55292.html.
(3) 西野順治郎とは – わかりやすく解説 Weblio辞書. https://www.weblio.jp/content/%E8%A5%BF%E9%87%8E%E9%A0%86%E6%B2%BB%E9%83%8E.