【MBKセンターの改装】外国人観光客の入国に照準、ドンキやサハのジャパンタウンの構想も

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BTSの改札を出て、そのまま入店できるMBKセンター
BTSの改札を出て、そのまま入店できるMBKセンター
回りの店がない状態でポツンとあるカウンターのみのとんこつラーメン屋さん。結構、タイ人で混み合っている
回りの店がない状態でポツンとあるカウンターのみのとんこつラーメン屋さん。結構、タイ人で混み合っている
6階はすでにテナントを一掃して改装の段階
6階はすでにテナントを一掃して改装の段階

サイアムスクエアといえば、タイの若い人たちが集まる場所で、その中にあるMBKセンターも昔はマーブンクロンといわれて、若い人たちに親しまれてきたが、この1月末で35年間続いた東急が撤退し、1万2000㎡が空いたことにより、現在、MBKセンターの全体8万4000㎡をゾーンに分け、リノべートの最中で、ワクチン接種により外国人観光客の入国が見込める今年末あたりを念頭に置いていると、MBK社のソムポン代表は話している。

すでにドンドンドンキが3千㎡で出店することが決まり、東急のあとにやって来る日系テナントとして期待されており、すでにトンローやザ・マーケットで実績があり、タイ人の若い人などを呼び込むことができるとしている。7月のオープンを予定しており、24時間営業なども行う予定だ。またツルハなども出店予定。

そのほか、目玉となるのがサハグループとの連携で、衣料品、化粧品販売のICCインターナショナル社が出店し、この3月から徐々にオープンの見込み。それにより1階は「ジャパンタウン」の構想が見込まれている。
また、MBKセンターでは、ミッドナイトの営業も計画していて、夜中0時ごろまでの営業をするか、7月ごろには決定するとしている。

昔のマーブンクロンといえば、ゴチャゴチャとした小さな店が集まるイメージがあったが、今でもスマホの修理屋さんや、整った電話番号の販売などがあるが、それらもゾーン分けされる模様。もともと、外国人観光客などが60~70%を占めており、中国人なども多かったが、ワクチン接種などにより、来年中ごろには1日8万人ほどの人出が戻ると見ており、のちは1日12万人の人出を見込んでいる。そのため、今年はタイ人のみの人出となり、しばらくは厳しい状況が続きそうだ。

2021年3月20日 タイ自由ランド掲載

 

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