「すまいの便利屋さん」これから地球はどうなる?今すぐに行動に移さなければ手遅れになってしまう
2本のテレビ番組が伝えることは
2020年1月、2本のテレビ番組が地球環境問題を取り上げていた。
①NHKスペシャル「10 years after 未来への分岐点」(1月1日、6日放映)
②BS1スペシャル「気候クライシスーIPCC報告からの警告」(1月13日放映)、(一部ユーチューブにあり)。
これらは、「今の地球は当初の予想より急速に温暖化が進んでいる」と指摘。
地球の気温上昇を1.5℃(産業革命前と比べ)に、抑えていかなければ、今の地球を守れなくなる。 それには、今年、CO2の排出量を前年比マイナスにし、2030年には、CO2の排出量を実質ゼロにしなければならない」という。そしてこれをやり遂げないと地球は取り返しのつかない状態に陥る。「灼熱の地球」と、転がり落ちていく。もう歯止めが利かなくなる。これが世界の優れた科学者が集まり、データを解析し将来を予測した結果だ。
地球と人類の未来を決めるこの10年
2030年にCO2排出量を実質ゼロにするということはどういうことか。石油、天然ガス、石炭などの化石燃料は使えなくなる。(厳密には、森林等が吸収するCO2の量までは排出できる)太陽光、風力など再生可能エネルギーしか使えなくなる。(原子力をどう考えるか)それを2030年までにやり遂げなければならない。自動車や電車、飛行機等の交通機関、工場、商業・事務所、そして、家庭などすべてのエネルギーを再生エネルギーで賄わなければならない。「そんなことできるわけがない」誰しもそう思うかもしれない。しかし、それをやり遂げなければ、地球は「灼熱の地球」へと転がり落ちていく。もう、将来人類が生活できない地球になってしまう。
未来の子供たちに残したい緑の地球
このまま行ったとき、将来の子供たちは今の私達、今の社会をどう思うだろう。きっと、怒り罵るだろう。「なぜこんな地球にしてしまったのだ」と。
今を生きる私たちは未来の子供たちを苦しめてはいけない。未来の子供たちに恨まれたくない。だから今、私たち一人一人が目覚めよう。そして、できることから一つ一つはじめよう。
①最初に紹介したテレビ番組をまず見よう。現在を見つめよう。②まわりの人たち、1人でも、5人でも、10人でもこれを見ることを広めていこう。そして、③地域に日本に、地球にネットワークを広げていこう。そうすればいろいろなことができる。自然を再生し、生活を変え、地域を変え、企業を変え、政治を変えていける。未来の子供たちに「緑の地球」を残すために。
いまならまだ間に合う。「ファイト、戦う君の唄を、戦わない奴らが笑うだろう。ファイト」
2020年2月5日 タイ自由ランド掲載