スパライ社 販売から賃貸に変換へ 地方リゾートの購入増える
タイのバンコクで、コロナ前は新規路線の駅周辺での高層コンドミニアムが計画され、タイ人や外国人に販売され、価格も徐々に上がってきていたが、コロナで外国人が入国できず、タイ人の購入も減り、タイの不動産市場は大きく後退し、駅近の物件もあまり出回らなくなり、一方で、富裕層向けの一軒家などが出ている状態だが、タイの大手不動産会社「スパライ」によると、今年は昨年よりも不動産市場は上向くとしている。これは外国人の入国が徐々に出てきていることで、不動産の購入も動きがあるだろう、という。
タイ人の100万~200万バーツ向けの物件を購入する層では、住宅ローンで50%以上の拒否に合い、物件を提供しても購入者がつかない状態で、住宅ローンの拒否では例えば、若い25~35歳ほどの人は、借金が多く、ローンを拒否されているという。
そのため、若い人はコンドミニアム購入から賃貸に目を向けていて、スパライ社でもオリエンタル・スクムビット39などで賃貸を始める予定で、これがどれぐらい広がるかはまだわからない、という。
コロナにより、タイ人の住まいのスタイルが変わっているが、地方でのリゾートなどの物件の購入が広がっており、今まで20地方ほどだったが、3年以内に30地方で物件を開発する予定という。スラタニー県の川沿いや、チェンマイ県の山すそなどで予定している。
2022年1月5日 タイ自由ランド掲載
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