探偵

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探偵物語 こんな依頼がありました 「失踪人」パート⑥

   (前号からの続き) 「奥さん、生きてるかな…。」私は呟いた。 失踪して2週間以上。なにしろ、免許証、保険証、クレジットカード、銀キャッシュカード等…全て置いて行っているのだ…。現金だって、依頼者である夫の話じゃ、持っているかも分からない。 自分が、奥さんの立場になって考えてみよう。そう言えば、依頼者は奥さんが甲状腺を患っていたとも言っていた。保険証もなく、医者にだっていけないはずだ。いや、保険証がなくなたって、とりあえず医者には行ける。行けるけど、現金を持っていなければ、それも叶わない。 これには誰かが絡んでいるのか…。奥さんの会社の社長が言っていた事も気になる。男絡みなのか…。 だとすれば、その男が金を持っていれば何をするにも当面は困らないだろう。けど、そうだとしても、そうする意味がわからない。お金は持って行ってもよかろう…。 こんな事をH氏に話ながら、自分にも確認するように呟いていた。 「そろそろ出ますか。」 「え?」 「店を…。」 H氏に言われて気がつけば、さっきまで賑わっていた店も、客は私とH氏だけになっていた。 「いつの間に…。」私は言って「そう...
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探偵物語 こんな依頼がありました 「失踪人」パート⑤

  (前号からの続き) その日は現地に宿泊する事にした。 安ホテルを予約してチェックイン。そういえば食事もまだだったので、夕飯をとりながら打合せをしようという事になったのは20時頃になってからだ。 ホテルを出たものの、「さて…。」と飲食店を探した。辺りは真っ暗で、微かに遠くに灯りがポツポツと見える。 「この川沿いを行けば、何となく行けそうですね。」 私はH氏に言って、2人で歩きだした。 川沿いをゆっくりと歩く。右手側には川、左手側には山林。 山林とは言っても、どちらかといったら雑木林に近い感じで、山というほどでもない感じだが、何しろ辺りは真っ暗なので、どの程度の深さの雑木林だか検討もつかないので山にも見える。 「あれ?」途中で私はH氏に言った。 「これ、こちら側だと、どんどん街灯りから遠ざかっているみたい。少し戻って橋を渡らないと。」 「ほんとだ。そうですね…。」とH氏は言って、今度は右手側になる山林を見て呟いた。 「何か、夜の山って不気味ですね…。」 「うん。そうですね…。まさかとは思うけど、こんなところで自殺してたりして…。」 「近すぎません?街から。」...
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探偵事務所にこんな依頼がありました 「失踪人」パート②

タイのバンコクで21年間、フリーペーパーを発行するタイ自由ランドが、探偵事務所にこんな依頼がありました 「失踪人」パート②についての記事を紹介しています。
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探偵事務所にこんな依頼がありました 「失踪人」パート①

タイのバンコクで21年間、フリーペーパーを発行するタイ自由ランドが、探偵事務所にこんな依頼がありました「失踪人」パート①の記事を紹介しています。
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よい探偵の選び方は、法律事務所に紹介してもらう

皆さんが万が一、探偵に依頼しようと思ったらどうしますか? 例えば、自身のパートナーである奥さんやご主人の浮気調査をしたいと思った時。インターネットで「探偵」について検索すると思います。 そこで、必ず目につくのが「探偵の選び方」です。もっともらしく書かれていますがほとんどが探偵社が書いているものですね。という事は、自社に不利な事は書きません。 とは言っても、「じゃあ、どうやって良い探偵を選べば良いの?」という事になりますね。 今のところ、「これ」という方法はありません。どこに頼んだって同じですが、どうせなら安いところの方が良いですね。 私がよく言っているのは、このような業界にあって、それでも一番確かな選び方は、第三者の目線で選ぶ事で、実際に利用した事のある友人、知人がいれば、メリットもデメリットも知っていますから確かです。 でも、そういう人は周りにいない、という方が大半でしょう。 その場合は、法律事務所に紹介をもらう事です。ここで間違ってはいけないのが、探偵社のホームページでコメントなどを載せている弁護士からはダメです。 ...
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68才からの起業その36、所得税返却申請手順の紹介

  機会があって所得税(関税も同様)の返却申請を経験しました。この分野では、誰でも時間が長くかかり不満を持っています。 そこで、還付請求の役所内部の手順を紹介します。   ①受付 ②審査で申請内容の判断をします。 ③調査後に書類が回り企業へ立ち入り調査します。この部門で一番時間がかかります。 ④還付部でその調査結果内容をチェックします。 ⑤還付部の許可を受けた後、タイの中央銀行に対して還付許可申請を行います。 ⑥中央銀行の許可後、国税局の還付管理センターに書類が回ります。 ⑦国税局の還付処理センタへ書類が回るとここで、返却書類を作成して、小切手が作成されます。 ⑧申請者に郵送される、という流れです。 以上の流れなので半年以上、おおむね1年位時間がかかるでしょう。どんなに急がせても、ステップがあるのでスピードアップできません。改善策として、中央銀行への許可は不要と思います。しかし、これも役所内での利権なので絶対手放さないでしょう。 法律やビジネスの相談は、下の広告を参照で。   2017年12月20日 タイ自由ランド掲載 ->タイ法律ビジネス...
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「タイ在住支援法律事務所」の民事トラブル、紛争解決

  「タイ在住支援法律事務所」は、タイに在住する日本人やタイで起こった問題を抱えている方の悩み事やトラブルについての良き相談相手となり、解決をはかる、いわば「タイの法律駆け込み寺」を目指しています。 離婚や相続といった家族間の問題から、金銭詐欺や交通事故など生活の中で降りかかる問題、中小企業・上場企業・医療法人等の法人並びに個人の法律顧問まで、あらゆる問題に対応することができます。また、登記手続の専門家や、社会保険労務、高度の専門知識を備えた事務局員が、各タイ人弁護士の補佐として活躍しています。 弊所の弁護士たちの豊富な経験の蓄積と所員の豊かな個性とチームワークを活かして、タイに在住する日本人の皆さまの暮らしと権利を守るために日々奮闘しています。事件の種類を問わず、タイに暮らす日本人の方々の多種多様な法的ニーズに臨機応変、柔軟かつ迅速にお応えし、親身なサポートを心がけ、対応させていただきます。 【タイ在住支援法律事務所の主な法律相談・問題解決事例】 民事トラブル・民事事件・紛争解決 ・第三者との間の紛争・トラブル解決や訴訟・裁判業務 ・貸した金...
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日本人駐在員40歳、男性A氏の憂鬱 ②

  「奥さん、携帯を隠してるんですか?」 「今思えば、そういう事なんでしょうが、普段は妻の携帯を気にはしていないから。」 「では、確証って?」 相談員が聞くと、A氏はぐっと前のめりに相談員に近寄って、「長男がね。」A氏は言いました。「見たって言うんですよ。」 「何を、ですか?」 A氏によれば、小学校に通う長男がたまたま早帰りの日に、度々自宅から出てくる男性を見たと言うのです。 「セールスとかではなく?」 「同じセールスマンが何度も来ます?」A氏は言って、「あり得ないでしょう?」と手に持っていた携帯をポンっとソファーに投げた。 「確かに。」と相談員。こういう展開をしていると、相談員が無能のように思われるかもしれませんが、意図的にボケているようにする事があります。これは依頼者から出来るだけ多くの事を思い出してもらい、話して頂くための手法です。 「特に妻はね…」A氏は再び話し始めました。「セールスマンなんか毛嫌いするタチで、私が知る限り、ぜったに相手にもしないし門前払いしますよ。それに…」 ...
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日本人駐在員40歳、男性A氏の憂鬱 ①

  A氏が、某日本企業のバンコク支社に駐在員として配属されたのは約10年前の事でした。丁度、バンコクに転勤が決まった頃、妻が妊娠していた事もあり、異国の地に泣く泣く単身で来る事になったそうです。その後、度々日本に帰る事もあり、愛しい我が子の成長も見る事ができ、幸せな生活が続いたと言います。 ところが最近になり、妻の様子に異変を感じ始めました。その年の年末は忙しく日本に帰れなかったそうですが、流石に年が明けた1月6日に一時帰国できました。A氏は何よりも久々に小学校5年生になった長男と対面した事が嬉しかったと言います。ところが、5つ年下の妻の態度が、何となくよそよそしく感じられました。最初は気のせいか、たまたま機嫌が悪いくらいにしか思わなかったそうです。 そのうちに、A氏が再びバンコクに戻らなければならない日が近づいてきます。バンコクに戻れば、いつまた戻れるかわからない。そう思ったA氏は長男が学校にいっている時間に、夫婦二人きりで映画デートにでも行こうと考え、妻を誘ったそうです。しかし意外にも妻は乗り気ではなく、突然、これから学生時代の友人と食事の約束があるからと...