【なつかしい記事】タイ野菜で健康で節約生活
節約と健康管理のため、自炊を積極的にするようになりましたが、スーパーで買う野菜は、いつも、キャベツ、ほうれん草、白菜、じゃがいも、などの同じ野菜ばかり。
野菜コーナーには、いかにも栄養がありそうな、名前も知らないタイの野菜が所狭しと並んでおり、「これらを上手く調理できたら、節約にもなるのにな〜」と思ってしまいます。
これは、3食きちんと家族のために料理をする主婦ならなおさらで、「結局、知っている野菜しか買わない」「日本からの輸入物は値が張ってしまう」と、さらに悩みは深刻なようです。
「タイ野菜は実際に、どれも栄養価がとても高く、ほうれん草の数倍の栄養を含むものもあるんですよ」と語るのは、タイ在住で、日本人向けに講演なども行う、野菜ソムリエの青澤直子さん。
以前、本紙の1面でもその活躍ぶりを紹介させていただき、自身の経営するシーロム通りのレストラン「サラッディー」でも、タイ野菜を使った料理を積極的に提供しています。
まずは、タイ野菜の名前や特徴を知ってから、と神経質になりがちですが、「どんな野菜も、とりあえず買って、調理して食べてみるのがおすすめ」と青澤さん。
特に最初は、茹でたり、炒めたりとシンプルに調理して食べてみることで、その野菜の味や特徴を知ることができて、次は肉と一緒に調理してみよう、日本のあの野菜と似ているから、日本食に使ってみようなど、どんどん、レパートリーが増えていくといいます。
そこで、今回は青澤さんおすすめの、味噌汁・おひたし・きんぴらに使えるタイ野菜をそれぞれ3種類ずつ教えてもらいました。
早速、タイ自由ランドオフィスにて、すべて調理をして食べ比べをしてみました。
特徴はそれぞれですが、タイ野菜はやはりどれも味が濃く、個性が強い!
その分好き嫌いは分かれてしまうと思いますが、特に「おひたし」は、野菜そのものの味を味わえて、春菊や菜の花などの個性のある味が好きという人は病みつきになりそうです。
醤油ももちろん合いますが、マヨネーズで食べたり、マナオをきゅっと絞って食べてもおいしく、ビールのヘルシーなお供にもなりそうです。
また、個人的にパパイヤのきんぴらが美味しくできて驚きました。こりこりした不思議な食感なのですが、醤油との相性抜群で、日本に昔からある野菜のように感じてしまいました。ただし、パパイヤの甘味がほのかに香るので、それがイヤという人は、薄く切って調理をするのがよさそうです。
今回、オフィス近くのトップスで野菜を購入しましたが、どれも1パック20バーツ代、30バーツ代で買えるので、日ごろ購入している野菜よりもはるかに安い!地産地消とは、まさに、このことですね。
また、スーパーは、青澤さんが個人的におすすめなのが、フードランドで、また、日本人向けのフジスーパーにも、珍しいタイ野菜が置いてあることもあり、おすすめといいます。
さらに安く、新鮮なものをという場合は、市場に行く手もありますが、交通費などを考えると、アソーク通りの「木タラ」、ソイ26、Kビレッジのファーマーズ・マーケットなどを活用するのもよさそうです。また、路上で見かけるリヤカーの移動販売で買うのもお得です。
最近、ますます節約傾向にある、ロングステイヤーや、単身の人にもおすすめです。ぜひ試してみて下さい。
健幸料理倶楽部
メール saladee.aosawa@gmail.com
ブログ http://yaplog.jp/saladee/
2015年8月5日 タイ自由ランド掲載