この4月に事業者決定、CPグループなどが入札
タイ東部経済回廊(EEC)の計画、遂行については、この4月に決定される大プロジェクトが5つあり、これらについては今までの暫定政権が承認を与えることになっており、迅速に進めたい意向がある。
まず、ドンムアン空港、スワンナプーム空港、そしてウタパオ空港を結ぶ高速鉄道については、 CPグループによる決定がほぼ決まっているが 、CP側 も融資などで中国、そして日本の国際協力銀行 (JBIC)などと交渉中。事業費は1825億バーツで、2023年のオープンを目ざしている。
続いての、ウタパオ空港の開発、周辺の土地開発等は、事業費2900億バーツで、ほぼ民間企業の開発にゆだねられるが、これもCPグループなど3グループが名乗りを上げており、この4月に決定される。オープンは2023年を目ざしている。
続いて、ウタパオ空港の整備、修理などのメンテナンスセンターについては、タイ航空とエアバスが参入予定で、こちらもこの4月に決定。事業費は105億バーツで、2022年のオープンを目ざす。
さらに、マプタプット港の第3フェースの開発については、事業費554億バーツで、2025年のオープンを目ざす。
そして、レムチャバン港の第3フェースの開発については、ポートートー(PTT) などが興味を示しており、この4月に決定し、事業費は1140億バーツで、2023年のオープンを目ざす。
2019年4月5日 タイ自由ランド掲載
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この高速鉄道が完成すると、チョンブリやシラチャもバンコクへの通勤圏になります。チョンブリやシラチャに住まずに、バンコクから通勤する日本人も増えるかもしれません。