あぱまん情報2022年3月5日掲載 T.W.Y. バンコク都市開発研究所 女子サッカー 本格的に動き出したタイ女子リーグ2022年2月開幕 日本選手も活躍

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タイ女子代表 岡本三代監督のもとアジア杯へ

2021年4月タイの女子代表監督に岡本三代氏が就任した。岡本監督のもと、2022年1月AFC女子アジアカップ2022インドに出場。この大会は、2023年に開催されるFIFA女子ワールドカップ(以下「W杯」という)オーストラリア・ニュージランドの出場権の予選も兼ねている重要な大会でもあるのだ。しかしながら、開催国インドが新型コロナウィルス(以下「コロナ」という)の影響等により、試合開催に必要な13名の選手をエントリーできず撤退するなど波乱の幕開けとなった。

タイチーム内でコロナがアウトブレイク

タイチームもまた、同大会準々決勝の日本戦を前に選手9人が陽性で欠場となるコロナクラスターが発生した。ベンチ入りを含めて選手が14人しかおらず、さらに岡本三代監督も不在という緊急事態となったのである。その結果、日本には7-0の大差で敗れた。さらに、W杯出場をかけたプレイオフでもベトナム、台湾に敗退し、ベトナムが初の出場権を獲得した。ところで、日本は2023W杯出場権は獲得したものの準決勝で中国に痛恨の逆転負けを喫した。

タイのワールドカップ連続出場できるか?

タイ女子サッカーは、かつてはアジアの強豪国のひとつであり、AFC女子アジアカップでは、第1回大会(1975年)から第6回大会(1986年)迄優勝1回、準優勝3回等の成績を残したが、その後低迷が続いた。2007年再び力をつけ、2014年にはベトナムを下し、2015W杯初出場を達成した。2019W杯では米国に史上最大点差となる0 13の敗戦を喫したが、スウェーデンから意地の初ゴールを獲得した。タイ代表の2023W杯連続出場の最後の望みは大陸間プレーオフとなる。是非とも頑張っていただきたい。

本格的に動き出したタイ女子リーグ

タイ女子代表を支えるのがタイ国内にあるタイ女子サッカーのプロリーグだ。2009年に設立されたタイ女子リーグ(THAI WOMEN’S LEAGUE)(注01)はコロナの影響で何度も中断されたが、2022年いよいよ本格的に動き出す。2020/2021の対戦結果により、1部リーグ8チームのうち2チームが2部に降格、2部リーグから2チームが昇格した(図表1)。さらに、GroupABCの各優勝チームが2部に昇格した。タイ女子代表はこれらのリーグの活躍したメンバーから毎年選出されている。タイ女子リーグ2022は2月26日開幕する。27日には2部リーグ(空軍VS.BSL)の対戦だ(図表2)。

戦力強化を図るBSLの今後を期待

タイの女子リーグには日本人選手もいる。特に注目したいのが2部リーグのBSL Women’s Football Clubだ(図表5)。タイ女子リーグの中でも様々な国籍のメンバーが多くいることで有名である。タイ以外に、イスラエル、イタリア、フランス、アメリカ、中国、そして日本だ(図表3)。さらに、経験豊富なプロのコーチ陣を新たに配置し、選手にタイ代表経験者を多数加えるなど強化を図っている(図表4)。BSL所属の背番号9の裕美(Yumi19歳)は、日本では東京都杉並区小学生女子100m記録保持者であり、100m13秒8の記録は現在も破られていない。タイBSLでの活躍を期待したい。 (注 01)2013 年から 2016 年までは女子リーグはなかったため、ほとんどの女性は大学のスポーツチームでプレーをしていた。 BSLでは、日本人の能力のある選手を探しています。プロモーションビデオをご覧になり、興味のある方はBSLのFacebookからアクセスしてください。また、日本企業のスポンサーを募集しています。ご興味のある方は、aikawayuji07@gmail.comまでご連絡ください。  

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あぱまん情報の広告2022年3月5日 タイ自由ランド掲載

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