環状で7路線と連絡するモノレール「ブラウンライン」は2028年に完成!
バンコク都内の路線網整備については今月から、イエローライン、ピンクラインの試運転が予定されており、これらの環状に回る路線により、全体の厚みが増した感じとなるがもう一つ、環状として用意されている路線が「ブラウン ライン」の「ケーラーイ~ラムサーリー」。スクンビット界隈に住む日本人からすると、「ここまで環状路線が必要?」という気もするが、利権争いなどもからみ、また路線ができれば周辺の開発が進むので、活気は出てくる。東京でいうなら、都心の山手線がグリーンラインとすれば、その周辺の中央線の開発も同時に住む、という感じで、環八がピンクラインとすれば、環七に当たるのがブラウン ライン。
このブラウン ラインは建設期間を短縮できるモノレールの形で、民間、タイ政府によるPPP方式を採用し、全長22.1 kmで20駅を設置、事業費は498億バーツとなっている。
そのうち大ざっぱに土地代が72億バーツ、建設費185億バーツ、システム等163億バーツ、コンサル等13億バーツ、そのほか63億バーツとなっている。
来年12月に内閣にはかる予定で、建設は2025年1月からで、完成は2028年7月を見込んでいる。
合わせて7路線と連絡するのが特徴で、パープル、ピンク、レッド、グリーン、グレー、オレンジ、イエローラインと、主要な路線とすべて接続する。ノンタブリー県の行政センターから、ナムウォンワン通りを走り、カセート交差点、カセサート大学を通り、ナワミン通り、プラスマヌキット通りなど、トンロー通りを抜けるグレーラインとも連絡しており、トンローに行きやすい。
2022年12月5日 タイ自由ランド掲載