外国人のコンドミニアム購入年々増加し、60%は中国人

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プライバシー・チャトチャクの、大きなバスタブからの眺めがすばらしい部屋
プライバシー・チャトチャクの、大きなバスタブからの眺めがすばらしい部屋

タイでは景気が低迷し、中国人旅行者も減っているといわれるなか、タイ中央銀行などによると、2016年から外国人のタイのコンドミニアム購入は伸びており、同年の600億バーツ、2017年には702億バーツ、2018年は920億バーツとなっており、今年は1000億バーツを超えることも予想され、相変わらずタイの新規コンドミニアム購入は、外国人に人気なのがわかる。

ディベロッパー大手のプルックサーリアルエステート社によると、売り出した「プライバシー・チャトチャク」はMRTパホンヨーティン駅から近く、また、タイ最大のターミナルとして整備されるバンスー駅からも近いため、投資向けの中国人の需要が多いとしており、1㎡当たり10万バーツ以上で、1部屋500~600万バーツで売り出している。

周辺は将来的にはビジネス街として変ぼうを遂げることが予想され、すでにタイ航空やバンコクエアウェイズ、ポートートー、TMB、タイラットなどが拠点を構えている。

また、大手ディベロッパーのオール・インスパイヤ社によると、タイのコンドミニアムの購入で相変わらず外国人の需要はある、としており、特に狙いは中国人、シンガポール、台湾、日本人と定めていて、上海やタイペイで現地オフィスを設立して、需要を喚起する構えで現在、同社の物件で外国人には30億バーツほどが売れており、そのうち60%は中国人だという。

2019年10月5日 タイ自由ランド掲載