あぱまん情報2020年2月5日掲載

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老舗足袋製造会社のシューズ開発取り上げた2017年のTBSドラマ「陸王」を彷彿とさせる“足袋ふう”デザインの白シューズ。その性能には、ミズノは相当な自信を持っている
老舗足袋製造会社のシューズ開発取り上げた2017年のTBSドラマ「陸王」を彷彿とさせる“足袋ふう”デザインの白シューズ。その性能には、ミズノは相当な自信を持っている
13年ぶりの区間新でチームに初のシード権をもたらした創価大10区の嶋津雄大は、失明の可能性のある目の障がいと闘いながら競技を続け小説家も志す
13年ぶりの区間新でチームに初のシード権をもたらした創価大10区の嶋津雄大は、失明の可能性のある目の障がいと闘いながら競技を続け小説家も志す

令和初の第96回箱根駅伝(2020年)は、青山学院大が2年ぶり総合優勝で幕を閉じた。国学院大が初めて3位になったり、東京国際大と創価大が初シード権を得たりと新しい風も吹いた。

なお、シード権を取った10校のうち、あぱまん情報のTWY社とかかわりがある大学が4校もあったことに同社の山口社長も驚いている。初シード権を取得した東京国際大は、現在TWYオフィスセンターのテナントであり、創価大はインターシップ制度で現在学生2名が同社に勤務している。また、東洋大は3年前までテナントとして入居していた。さらに、青山学院大もインターシップ制度で同社を学生が訪れていた。

今大会は、記録ずくめの驚異的なスピードレースとなった。往路新記録が4校(青学大、国学院大、東京国際大、東海大)に復路新記録が1校(東海大)。総合新記録も2校(青学大、東海大)あり、史上初めて10時間50分台を切った。7区間で区間新記録が出たのは1953年(S28)以来、67年ぶりの最多タイとなる。その一因となったのが、ナイキの厚底シューズだ。

今回の箱根駅伝では、出場ランナーの210人中178人(約85%)が ”魔法の靴“と言われるナイキの「ヴェイパーフライネクスト%」を着用していた。これまで「アディダス」のサポートを受けていた青山学院大の選手たちも、全員がアディダスのシューズから「ヴェイパーフライ」に履き替えて出走、結果として総合優勝を勝ち取った。同商品はクッション性のある厚底のソールに、反発を受けやすいカーボンプレートが入っていることで早く走れると言われている。

実際、区間賞を獲得した選手10人のうち、9人が「ヴェイパーフライ」だ。唯一、それ以外の靴で区間賞を獲得したのは、創価大学の10区・嶋津雄大選手(2年)だった。嶋津は区間賞だけでなく、従来の区間記録を19秒も更新。タスキを受けた時点で11位だったチーム順位も9位に押し上げ、創価大に初めて箱根駅伝シード権をもたらした。

その嶋津の足元に注目すると、なんとロゴも何も入っていない謎の「白シューズ」を履いている。足袋のようなハイカットは今までのランニングシューズでほとんど見たことがなく特徴的だ。大会では数人の選手がこの奇妙な「白シューズ」を着用していたが、詳細は語られていない。ただ、「ミズノが作っているらしい」という噂が一人歩きしていた。そこで、ミズノ広報にこの「白シューズ」について問い合わせると、「あれはミズノの“プロトタイプ”のシューズです。」と初めて公に答えたのである。「ナイキのシューズに対抗するため、開発を早めてプロトタイプを投入し、事前の試し履きテストでも高い評価をいただいていました。」とミズノ広報は明かす。箱根駅伝で7選手が着用したという「白シューズ」は打倒・ナイキへの秘策ということだ。
ナイキの「ヴェイパーフライ」は、反発性の高いカーボンプレートで一世を風靡しているが、「白シューズ」も「反発性の高さが特徴」という。ただし、カーボンプレートは入っておらず、ミズノが独自に開発したプレートや新素材を採用しているという。ミズノ広報は「創価大学の嶋津選手が従来の記録を大幅に塗り替える区間賞を獲得したことで、シューズのパフォーマンスが実証され、自信を持つことができました。」と、今年夏頃発売を予定しているという。
ナイキがほぼ独占状態のランニングシューズ市場で、国産メーカーの逆襲が始まったようだ。もう一つの箱根駅伝を見守っていきたい。(出典:Smart FLASH、日刊スポーツ)

 


左から、金田さん、森田さん、城戸さん(於ZEN)
左から、金田さん、森田さん、城戸さん(於ZEN)
前J-GIRLSミニフライ級王者MISAKI
前J-GIRLSミニフライ級王者MISAKI

2020年1月5日新春・青春対談が、タイ・バンコクのZENで行われた。出席したのは、前J-GIRLSSミニフライ級王者・森田実沙樹さん(リングネームMISAKI)とインターンシップで「あぱまん情報」のTWY社に来ている、チュラロンコン大学留学中の金田秀美さんとバンコク大学留学中の城戸伸一さんの3人です。

前王者の森田さんからは、「誰にもまねできない自分の個性が生かせる道だと思いこの道に進む決断をしました。将来は、タイで女性向けのボクシングジムを開きたいです」と将来の抱負を語ってもらった。

金田さんからは、「高校時代、自分の興味が何に向いているのかを明らかにするためにいろんな人に話を聞く過程で、世界には非常に大きな経済格差が存在していること知りました。これはどうして生まれるのかを学びたく経済学を選考しました」と。

城戸さんは、「サッカー部の練習に明け暮れた高校生活を送っていましたが、大学は、興味のあった“英語”で授業を受けるプログラムのある経済学部に進みました。これからは人とのつながりを強くする語学をさらに極めて行きたいと思います」と、大学進学した目的を語ってもらった。

みなさんに共通していることは、人に喜ばれることを進んで挑戦していること、そして、前を向き夢に向かって進んでいることだ。

人生とボクシングは似ている。今日負けたら明日勝て。負けた時にがっくりするよりも、また明日勝てばいいと前向きに進んでいくことが大切ということだろう。3年後に再度集まることを約束して別れた。彼らの未来を期待したい。

 

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2020年2月5日 タイ自由ランド掲載