あぱまん情報2019年12月5日掲載
日本にいる企業経営者を対象としたビジネス視察ツアー「ASEANの今を巡るエグゼクティブツアー(バンコク編)」が、2019年11月13 日~16日の3泊4日の日程で行われた。
この企画を主催したのは、Sophia Global Education and Discovery Co.,Ltd. (Sophia GED・廣里恭史代表取締役)で、現地へ足を運び、現地で経営者やビジネス展開をされている方々との交流等を通じ、国の文化や空気感を肌で感じることを目的として開催されたものである。
Sophia GEDは、本年4月に上智大学の出資により設立された現地法人で、あぱまん情報が運営するタイ・バンコクのサービス・オフィス「T.W.Y. Office Center ASOKE」に事務所がある。
第1回目の視察ツアーは、参加者の代表である勝島一真さん(㈱勝島経営研究所ビジネスカツシマ代表・税理士)からのバンコクでのビジネスツアーの依頼を受けSophia GEDがアレンジ・同行したものである。参加者は新潟県上越市からの経営者の方々7名で、企業視察・現地経営者との交流、文化体験等を実施した。
企業訪問先として、バンコクで30年間タイの不動産に携わってきたあぱまん情報(T.W.Y.Co.,Ltd.)代表の山口政次氏、タイ進出企業向けのコンサルティングなどを手掛けているJ-Will International(Thailand)Co., Ltd.のマネージングディレクターの國定智之氏、そして三井住友銀行グループ海外子会社でコンサルティング業務を行っているSBCS Co., Ltd.マネージャーの長谷場純一郎氏の三社を訪れた。
参加者からは、「普段とは少し違う基準のモノサシで物事を考える機会となり、それを自分自身や会社にどう可能性として繋げていくかなどを改めて考える良い機会になった。」「楽しく充実した旅行で、個人的には仕事のモチベーションが上がる良い機会となった。
会社に戻ったら、社員達に海外視察など客観的に仕事を見つめる機会をつくることを進めていきたい。」といった感想が出ていた。
特に、山口社長の講義の感想として、「知識でなく知恵」「何につけても“ただし、”がある」「感謝をすること」といった言葉等が印象に残った、ビジネスの目の付け所や考え方が勉強になり大変面白かったなどの声が聞かれ、講義後のランチでは、聞いたことを踏まえて自身のビジネスに思考を巡らせながら参加者同士で話をする様子が見られた。
SophiaGEDの廣里代表取締役によると、企業経営者を対象としたビジネス視察ツアーのニーズは高まっており、エグゼクティブツアーとして多様なメニューを揃え、さらにテイラーメードのツアーも提供していきたいとのことであった。
2019年度のビジット・ジャパン(VJ)事業の一環として、2019年11月8日(金)から10日(日)に、タイ・バンコクのサイアム・パラゴン5階のRoyal Paragon Hallで、日本政府観光局(JNTO)が主催する訪日旅行フェア「Visit Japan Fit Fair(第13回FITフェア)」が開催された。
ビジット・ジャパン事業(VJ)は、訪日外国人旅行者の増加を目的とした訪日プロモーション事業で、JNTO(Japan National Tourism Organization)の海外事務所が、各市場の最前線で中核的な役割を担っている。
昨年11月に続き、今年もタイ・バンコクの同じ会場で開催され、日本が好きで日本を旅行したいと思っているタイの人たちがたくさん訪れた。
参加企業・団体数は、昨年よりさらに大幅増えて、日本からは、日本全国の自治体・観光関連の69以上(前年47)の団体、タイからも訪日旅行商品の販売の企業46以上(前年29)の団体が参加するなど、昨年より参加団体が大幅に増えており、日本への関心度が高まっていることが垣間見られる。
日本の避暑地・別荘地として有名な長野県軽井沢町もブースを出展、今年はバンコクの人気アイドルグループ「BNK48」に昨年まで所属していたジャン(Jan)ちゃん(25歳)も、急遽応援に駆けつけてくれた。
あぱまん情報の山口社長は、昨年11月に続き、イベント会場の長野県軽井沢観光協会の誘客企画委員会理事である篠原俊彦さんを訪問し、日本へのタイ人観光客誘致活動の協力を約束した。
2019年12月5日 タイ自由ランド掲載