新卒ジェーのタイ紀行、90年以上の歴史を持つ漢方屋さん
みなさんは漢方薬に興味はありますか?今までジェーは、漢方薬に対して、苦くて飲みにくそうと思っていたので、あまり漢方薬に興味がありませんでした。しかし、ある時あるお店の漢方ドリンクを飲んでみたら、その美味しさに驚いたことで興味を持ち始めました。
そのお店は、バンラックにある「フアトゥオヤンウォユンバンラック」というお店で、90年以上の歴史があります。ジェーが、チャルンクルン通りを散歩して、ロビンソンデパートバンラックに寄って行こうと思っていた時に見つけました。お店の前に漢方ドリンクを販売しており、その場で飲めるようになっていたので、漢方ドリンクを飲んでいる人が何人かいました。
このお店には12種類の漢方ドリンクがあり、そのうち3種類には砂糖なしがあり、どれを飲んだらよいかわからなかったので、効能などを気にしないで選んで飲んでみました。選んだドリンクを飲んでみたら、とても甘く飲みやすかったので、あっという間に飲み干してしまいました。以前まで抱いていた苦くて飲みにくそうというイメージとは逆で、こんなに甘いものが漢方薬にあるとは知らず驚きました。ジェーが選んだのは「羅漢果(ラカンカ)」というドリンクで、とても甘いのにカロリーが低く、甘味料の代用品として日本でも注目を集めたものでした。また、咳止めや熱中症を防ぐ効能があるので、散歩して火照った体にぴったりでした。ほかの漢方ドリンクの種類としては、風邪の症状を和らげる「王老吉(ワンラオジー)」、リラックス効果がある「菊花茶(チューホワチャー)」などがあるので、自分の改善したい症状のドリンクを選ぶことができます。漢方薬は飲み続けることが重要ですが、少し飲んだだけでも「なんとなく効果があるかも」。という気持ちにさせてくれました。
また、今回ジェーがたまたま選んだドリンクは、甘くて飲みやすかったのですが、苦いものもあるので、今度は苦いものを飲んでみようと思います。
漢方ドリンクは、1カップ10バーツと安いのに、たっぷりと入れてくれるのも嬉しいポイント。また、ペットボトルに入れてお持ち帰り用にもでき、1本20バーツからなので、何本か買って家にストックしておくのもおすすめ。毎日営業の8時~20時まで。サパーンタクシン駅から徒歩で約3分、目の前にはロビンソンデパートバンラックがあります。サパーンタクシン駅の近くには、チャオプラヤー川やバンラック市場などがあるので、ぜひ漢方薬ドリンクを飲むついでに観光しに行ってみてください。
フェイスブック
https://www.facebook.com/bitterdrinkbangrak/?locale=th_TH
2023年7月20日 タイ自由ランド掲載
「น้ำขม บางรัก」は、バンコクのバーンラック地区で有名な飲み物で、豆やハーブなどを混ぜた苦い味が特徴です。腹痛の治療や腸の働きを促進するために使用されます 。