タイ最大のプロジェクト「ワンバンコク(One Bangkok)」は2024~2026年完成へ

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タイ最大のプロジェクト「ワンバンコク(One Bangkok)」は2024~2026年完成へ

タイ最大のプロジェクトとして、このコロナ禍の間も工事が進んでいた「ワンバンコク(ONE BANGKOK)がようやく、その外観を表わしてきて、来年末にその一部が完成、そして2024~26年にかけて順次オープンする。事業費1,200億バーツにのぼる。

ラマ4世通りから見える工事の状況。早いものは来年には完成できそう2022/11/29
ラマ4世通りから見える工事の状況。早いものは来年には完成できそう2022/11/29
完成予想図
完成予想図

場所はラマ4世通りとウィタユ通りに挟まれた地区で、以前ナイトバザールがあった104ライに及ぶ王室財産局の敷地。TCCグループのTCCエステート社と、フレンザー・プロパティー社によるもの。真横は日本大使館なので、用事で出向いた日本人は工事の状況を見ている人も多いだろう。

日本大使館領事部の駐車場から見たワンバンコク、現在建設中のこれらが高層物件になるようだ
日本大使館領事部の駐車場から見たワンバンコク、現在建設中のこれらが高層物件になるようだ

ちょうどルンピニ公園とベンジャキティ公園に挟まれており、十分に緑の多い地区だが、プロジェクト内にも1万㎡の緑を配置しており、域内自体がスマートシティーとなる。フェース1では高層6棟など、フェース2では高層3棟などを建設し、バンコクでは初の地下4階の駐車場が特徴で、またランドマークとしてバンコクで最も高い430mのシグネーチャータワーの建設も進んでいる。

まず、2023年にリッツカールトンバンコクのホテルのオープンが発表されており、急ピッチで建設が進んでいるが、50階建てで、ホテルは25階までとなる。そのほか、プロジェクト全体のホテルはあと4ブランドが予定されている。

一方、グレードAのオフィスが5棟見込まれており、賃貸スペースは合わせて50万㎡以上で、こちらも2026年まで順次完成する。

そのほか、ラグジュアリーなコンドミニアムが3棟予定されており、ルンピニ公園が一望できるなど、豪華なものになる。

ワンバンコクの工事現場
ワンバンコクの工事現場
104ライに及ぶワンバンコクの工事現場
104ライに及ぶワンバンコクの工事現場

また、リッツカールトンバンコクの上階も住居となり、130㎡以上の2~4ベッドルームが110室予定されており、まさしくすべてが豪華な空間となる。

職住近接の豪華なスマートシティーだがもちろん、ショッピングセンターも予定されており、一般の人でもエンターテイメントとして出かけられそうな場所になる。

地下鉄ではルンピニ駅を降りてすぐの好立地だ。

2022年12月20日 タイ自由ランド掲載

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