来年、エムスフィア完成へ! イケアが12000平米で出店

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プロンポン駅周辺

BTSプロンポン駅周辺も外国人が観光でやって来て、ようやく活気を取り戻しており、夕方の渋滞も以前のように再び起こっている。

プロンポン駅というと、日本人が多く利用する駅で、周辺のスクンビットのコンドミニアムに住む日本人が多い。ソイでいうと、23、31、33、35、39、41、49あたりだが、駅周辺にはカジュアルなホテルから五つ星のホテルまで乱立し、徐々に外国人観光客の利用も出始めているといったところ。

このプロンポン駅はショッピングモールでいうと、ザ・モールの牙城で、エンポリアム(Emporium)で始まり、続いてのエムクオーティエ(Emquartier)、そして現在建設中の エムスフィア(Emsphere)で合わせてEMディストリクトというコンセプトが完成する。BTSのプロンポン駅から下に降りずにそのままエムクオーティエやエンポリアム、エムスフィアに入店できるのも特徴で(まだエムスフィアは出来ていないがおそらくそうなる)、まるで3店のための駅のような感じでもある。

BTSと直結する予定のエムスフィア
BTSと直結する予定のエムスフィア

現在、建設中のエムスフィアの3階には、ファニチャー、家具量販のイケアの入店が決まり、12,000平方メートルに及ぶスペースで出店するという。コロナ明けの発表なので、本気度は高いが、そういえば先日、エムクオーティエのユニクロの階を通ると無印良品(MUJI)がオープンという知らせがあり、かなり大きなスペースで展開するようで、ここも生活雑貨じゃなかったかな?と思うと、バッテイングしないのだろうか。

エムクオーティエのユニクロの階に入居する無印良品(MUJI)
エムクオーティエのユニクロの階に入居する無印良品(MUJI)

今のこの時期、コロナで事業を見直し、出ていくテナントもいるが、エムクオーティエに陣取っていたJTBも美容、整形のAPEXに変わっていて、将来的にはタイ人の日本旅行の受け皿になるのではと思ったが、それまで待てないといったところか。

JTBが抜けてAPEXが入居したエムクオーティエ
JTBが抜けてAPEXが入居したエムクオーティエ

ところでエム スフィアの3階に出店するイケアだが、タイでは4店目の出店で、え!そんなに出店していたの?という感じだが、メガバンナー、バンヤイ、プーケットに続く4店目のよう。多くの人はメガバンナーは行ったことがあるかも知れないが、今回、なかなか郊外の店にはいけない人は、街中の「シティーセンターストア」のコンセプトの「イケア・スクンビット・ストア」は朗報だ。2023年末にはオープンを目ざす、という。

BTSのプロンポン駅を出ると、エンポリアムが左手、 エムクオーティエが右手、中央にエムスフィア
BTSのプロンポン駅を出ると、エンポリアムが左手、エムクオーティエが右手、中央にエムスフィア

工事を見ていても、コロナが収束し、いくぶん、建設のスピードが早まっているように思われる。
イケアだけで200人の求人を募集するというからスゴイ。早くミャンマー人などが入国できるようにならないと、また人手不足が再燃しそうだ。

現在、急ピッチで工事中のエムスフィア
現在、急ピッチで工事中のエムスフィア

ところで、普段、プロンポン駅周辺を利用していて不満に思うのは、リーズナブルで人気のある店やおなじみの日本料理店が、あまり出店していないことだ。これはザ・モールやCP、セントラルなど、どこと提携しているかによって、出店場所が決まってくるので、その点、プロンポン周辺にはその提携が少なく、めぼしい店が来ないようだ。

そもそも、大規模なショッピングモールには、そのバックアップしているチェーン店が出店しているので結局、個人の店などは路面店で出店することが多く、ショッピングモールと対抗しない。

らせん状のエムクオーティエのレストラン街には、このコロナで大幅に店舗が変わっていて、見たところ、日本料理店で残っているのは、とんかつのまい泉、北海丼、すし忠などとなり、上階にいくほど、人気がなくなっている。地下のフード街では、とんかつのさぼてんが撤退し、ラーメンの一風堂やカレーのCoCo壱番屋、銀だこなどがある。

エムクオーティエのらせん状のレストラン街
エムクオーティエのらせん状のレストラン街

2022年8月5日 タイ自由ランド掲載

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