パシフィッククロス医療保険 医療保険は健康なうちに加入を
5月1日からタイランドパス入国の保険最低保証額が1万ドルに引き下げられましたが、注目すべきは低額になってもあいかわらず米ドル表示の『保険』が必須であり、替わりの銀行口座の残高証明などは認められない点です。これでは加齢と将来の健康状況変化による無保険状態でタイ在住失格となる邦人の危惧が今後も続きます。タイに住む日本人は2つのグループ ―いずれ日本に戻る組と帰らない(帰りたくない、帰れない)― の2組ですが、帰るはずだった人が帰らない場合が問題で、その時点で慌てても保険に加入できないことがあります。一方、タイ永住決意の人は健康なうちに医療保険は最低2本は確保が必須です。 1本は医療費約10万から30万バーツに備え、もう1本は80才到達以降で必要となる30万から数百万バーツ入院医療費リスク対処の保険です。特に後者は80才以上の高額治療目的専用としてお守りとして『その時』迄は絶対使わない決心で買わないと80才代で年間保険料が30万バーツ以上になってしまい、解約することとなりこれまでの努力が水の泡になってしまうだけでなく、最終的には家族に大きな負担をかける結末になりかねません。タイ公的セーフテイネット非対象者の邦人にとって私的保険は長期戦略的に設計する必要があります。
最近はコロナ陽性反応となった日本人がコロナも対象の保険カードを病院で見せても、病院スタッフが断るケースが多く報告されています。断られる理由として、厚生省が1月発表したコロナ入院治療の改定基準によります。
陽性反応に加え具体的な適格症状は、
(1)39度以上の熱が24時間以上継続すること
(2)呼吸数が1分間25以上
(3)血中酸素濃度が94%以下
などです。民営の保険会社も同厚生省の基準に準じているのが一般的です。
パシフィッククロス医療保険会社では、リタイヤメントビザ適格保険など常に最新の法定保険をお届けしております。保険は住宅ローンの組み換えなどとは異なるので、決して勧誘セールスによる見直しとか、他社への移り替えは禁物です。特に保険料が高くてもこれまでの保険会社が継続してくれる場合は続けましょう。
不安な場合は解約せずに追加加入が賢明です。医療保険はいくらあっても足りないのが現状です。
また、ここに来て日本の海外旅行保険の継続は一旦、日本に戻らないと更新できないという本来の日本の保険法が順守されることになった背景も留意したいものです。
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