気持ちのこもった内装工事

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※画像はイメージです
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先日、タイの屋台村のようなところで夕飯を買って帰ろうと思い、「パッポンカリーと…、パッガパオマイサイプリック」と注文しました。何度か行った事のあるお店ですし、いつも同じものを頼みますので、つたないタイ語でも分かってくれるだろうと高を括っていたところ、「203バーツです」と言われました。いつもはカリーが79バーツでガパオが45バーツなのに値上がりか?と思いながら、とりあえず支払いました。

それでも、普段の倍の値付けをして、他のタイ人のお客は買うのか?日本人の私からすると、美味しいので買わない事もないけれど、それでも所詮は屋台なのにこの値段では次回からは躊躇するなぁ、イカやエビの海鮮の仕入れが上がったのか?顔馴染みでぼったくりという事も無いだろう等々、どうにも気持ちの悪い思いで出来上がるのを待っていました。

すると「出来ました」と声を掛けてきたオバサンの手には弁当パックが3つ入ったビニール袋が。よくよくレシートを見ると、タイ語で書かれていて読めませんが、2と1と書かれています。「そうか、パッポンカリーが2つになってしまったのか」。「と」が「トゥー」に聞こえたのか「ソン」に聞こえたのかは分かりませんが、余計な日本語を入れたばっかりに誤解を招いてしまったようでした。

内装工事をしている現場で、たまに弊社スタッフへタイ語で指示を出しているのをお客様に聞かれる事があります。その時にも、「かなり日本語混じりですね」と言われます。それでも、長く一緒に仕事をしていると、以心伝心で理解してくれるようになるもので、私の言葉のタイ語の部分をうまく拾ってくれています。と思っています。

お客様のご要望通りの仕事をしようと思えば、先ずは営業(私)がお客様の意図を汲み取る必要があり、そして監督(私)がそれをきちんと現場へ指示して伝える必要があります。流暢なタイ語を話すという手段もありますが、弊社は気持ちでぶつかるという方法を取っています。
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2022年2月5日 タイ自由ランド掲載