バンコクの路線網整備 2030年には完成へ トンロー通りにも高架路線!
コロナ禍の状況でもバンコク都内の高架路線の整備は進められていて現在、工事しているのは、ラプラオ~サムローンのイエローライン、ケーラーイ~ミンブリーのピンクライン、タイ文化センター~ミンブリーのオレンジラインで、イエローラインはすでに試運転があり、来年2022年の中ごろにはオープンが見込まれています。
そしてタイ政府によると、日本人が多く住むトンロー通りにもワチャラポン~トンロー間でグレーラインのモノレールの建設が進められることになりました。これはバンコクを、環状に回る路線の一部のようにも見え、トンロー通りではペッブリー周辺、トンローソイ20の周辺(チェムチャン駅)、トンローソイ10周辺にそれぞれ駅ができ、今のBTSトンロー駅で連絡します。
第1期はそのワチャラポン~トンロー、続いて第2期はプラカノン~ラマ3世、第3期はラマ3世~タープラで合わせて40 km を2030年には完成させるとしています。おそらくそのころにはバンコク都内の路線網はひとまず出来上がるとみてよいでしょう。
トンロー通りの着手については、2023年ごろからとして、モノレールのため、2026年ごろには完成が見込まれます。民間の協力によるPPP方式で、ワチャラポン~トンローは16.3 kmで15駅ができ、事業費は275億バーツを想定しています。
第2期はBTS プラカノン駅周辺からラマ3世、第3期はラマ3世からチャオプラヤー川をまたぎ、タープラ駅までとなり、よく見ると乗り換えですが、いくつかの環状線が出来上がります。
ワチャラポン~トンローではまずピンクラインと連絡、そしてイエローラインとも連絡、オレンジラインとも連絡して、トンロー駅では今のBTSとも連絡して、乗り換え駅としてトンロー駅は重要な駅になるでしょう。
2021年12月20日 タイ自由ランド掲載