アカ族の自立支援事業 アカ・メーチャンタイ・コーヒー

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アカ族の自立支援事業 アカ・メーチャンタイ・コーヒー アカ族の自立支援事業 アカ・メーチャンタイ・コーヒー

エンパイアタワー地下1階のアカ・メーチャンタイ・コーヒーショップ
エンパイアタワー地下1階のアカ・メーチャンタイ・コーヒーショップ
メーチャンタイ村のコーヒー豆も販売
メーチャンタイ村のコーヒー豆も販売
メーチャン村で収穫したコーヒーの実を洗浄
メーチャン村で収穫したコーヒーの実を洗浄
アカ・メーチャンタイ・コーヒーショップの店頭ではコーヒー関連の商品も買える
アカ・メーチャンタイ・コーヒーショップの店頭ではコーヒー関連の商品も買える

アカメーチャンタイコーヒーショップ&多目的スペース(Multipurpose Space)はチェンライ県の山深い標高1,300メートルに位置するアカ族のメーチャンタイ村のコーヒー生産者組合と日本のNPONPOアジア自立支援機構が共同で今年の2月にバンコクの経済中心地のサトーン地区に開店した社会事業(Social Business)の一つです。タイ北部を主体とする山岳民族の自発と自助努力による持続可能な収入や生活改善に対する支援事業です。

2000 年初頭までケシの花を栽培し生活を支えていた村民たちは、当時の王様の支援でケシの栽培に替わるコーヒー栽培技術を学び、現在では質の高いアラビカ種のコーヒー豆が生産されています。

しかしインフラの整備が遅れ、村には電気も学校もない状態が続いています。 第一期の事業として、村をあげての生産者組合の設立のための支援、農産物共同加工処理上の建設や焙煎機の設置、それに伴う技術能力や運営能力の向上支援などが実施されました。

この第一期事業は 2020年半ばに終了。次の段階で、焙煎したコーヒー豆の販売ルートの確保が重要になり、実際のコーヒー直売所を設置してメーチャンタイコーヒーの宣伝と販売、ブランド化促進の足掛かりとすることが当初の事業の目的を達成する上で大きな課題になりました。

メーチャンタイ村産のアラビカコーヒーは、専門家の中では味が良く高品質のコーヒー豆として名前が知られており、2020年度は全国のコーヒー豆の品評会で3位に入賞していますが、実際には仲買人に安く買い取られたり他の地域の豆と混合されたりして、一般に 『メーチャンタイコーヒー』の名前を知る人はごくわずかであり、生産者農家の持続的な収入向上につなげる必要があります。

こうした背景で、アジア自立支援機構とメーチャンタイ村生産者組合の共同事業として、バンコク経済の中心地域のサトーン通りのエンパイヤタワーに「アカメーチャンタイコーヒーショツプ&マルチパーパススペース」を 2021年2月に開店しました。

10 人が座れるL字型のカウンターと30人が座れるベンチソファーと高床カウンターテーブルがあり、店はチェンライの山岳地帯の雰囲気を取り入れています。社会事業(ソーシャルビジネス)として、収益の半分はメーチャンタイ村の経済、環境保全、社会福祉事業に寄贈され、残りの半分はアジア自立支援機構を通じてタイの食品ロス撲滅事業や貧困・格差解消や環境保護事業等の支援にあてることを目指しています。

コーヒーショップの営業時間は毎日朝7時から夕方7時半時まで(土日は朝9時から夕方5時まで)です。
場所はBTSシーロムラインのチョンノンシー駅の5番出口からスカイウォークで直結するエンパイアータワーの地下1階のトップススーパーマーケットの隣に位置します。

無料ワイファイや電源・USBの設備があり、2時間まで駐車無料スタンプを提供します。皆様のお越しをお待ちしています。下の広告も参照で。

2021年9月20日 タイ自由ランド掲載

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2021年9月20日 タイ自由ランド掲載

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