飲食店は「今回が一番きつい」
お酒の販売や店の閉店時間が制限されるなか、タイレストラン協会によると、バンコク都内のレストランの売り上げは通常の30%ほどに落ち込んでいる状況で、これは2020年末の制限から続いており、スタッフの失業も当時は5万人ほどだが、今回の第3波でも多くの失業者が出ているとしている。
タイでは日本と同じようなペースでワクチン接種が進み、今年から来年にかけて国民の多くが2回接種を済ませられるとしているが、それまでに耐え切れずに店を閉鎖するところも出ており、「今回の制限が一番きつい」というレストランのオーナーも多く、クラスターの発生を抑えるため、タイ政府はレストランの客を25%に制限するよう促しており、これらの制限がいつまで続くのかが問題だ。
2021年6月20日 タイ自由ランド掲載