弁当のデリバリー20年のオレンジハウス
バンコクでもコロナ感染者が出ており、仕事をしている人も、夕方にはさっさと帰り、外で食事をとる人も減っているように見えます。一方、飲食店ではそれに合わせ、持ち帰りやデリバリー、宅配などに対応して、ステイホームで食事ができるよう、対応しているところも多い。
デリバリーというと、ネットではGrabやLINEMAN、foodpandaなどがあり、そこで登録している日本料理店のオーダーができます。また、スクンビット界隈ではそういう業者に頼らずに独自でデリバリーを行っている日本料理店も結構あり、お弁当屋さん専門の店も何店かあります。その中で20年近く営業しているのが「オレンジハウス」。
もともと漫画喫茶ですが、お弁当のデリバリーも専門に行っています。そのため、レパートリーも多彩。
幕の内弁当からハンバーグ弁当、焼肉弁当、酢豚弁当、カレイ煮付け弁当、ミックスフライ弁当、カツ丼、カツカレー、焼きそば、冷やしそば、スパゲッティミートボールなど、100種類近くあり、電話は日本語で注文を受け、業者を使わないで独自に配達しているので早い、リーズナブル。
そのメニューをネットで見てみると、新メニューの欄に「ハンバーグ丼160バーツ」「のり唐丼150バーツ」などとあり、どんなメニューなのかな?と思いながら、それをデリバリーしてもらうことにしました。
想像してみると、ハンバーグ丼というのはきっと、ごはんの上にハンバーグがのっていて、脇にキャベツのきざみが添えてあるのかな、と。
もう一方の、のり唐丼は、普通、のり弁というのがあり、その中に唐揚げも入っているものだから、あえてのり唐というのなら、ごはんの上にのりを敷いて、その上に唐揚げが3つほどのっている感じでしょうか。
そう想像しながら、実際にやって来た2食は、大きめの器で、ちゃんとスプーンも付いていて、はしもあります。
ごはんの上に敷きつめたレタスがあり、その上にハンバーグがのっていて、目玉焼きはちゃんと火が通ったもの。
ハンバーグとごはんをいっしょに食べると、敷きつめたレタスとキャベツのきざみとともにマヨネーズが少しからんでくる。漬物、ブロッコリー、ミニトマトが入っていて、ビジネスランチでも OK!
もう一方のとり唐丼は思った通り、ごはんの上にのり、その上に鶏唐揚げがのっていて、ひと口サイズが5個。それに揚げ春巻き半分、玉子焼き、漬物が入っていて素早くかき込むのには最適!
ディナー向けには、もう少し豪華なものがほしいと思うけど、手早く済ますなら十分。みそ汁は希望者に付いてくるので「みそ汁も付けて」と電話でひと口言うのがよい。
同店の日本人女性オーナーによると、この新メニューの2食は、客からの要望で追加したメニューとのこと。
ところで、同店のデリバリー人気ベスト5でいうと、煮込みハンバーグ、鮭西京焼き、とり梅味噌焼き、酢豚、幕の内のAが売れ筋とのこと。またカレイ煮付けもすぐに売り切れるといいます。
このコロナ禍で、デリバリーは増えているかというと、オーダー量はそれほど変わらず、逆にミーティングや集まりなどの大口の需要が減ったといいます。このコロナ禍でスクンビット界隈では、一般の日本料理店でどこでもデリバリーや持ち帰りを行っているので、オーダーについても分散されているのでしょう。
なお、同店のお弁当は料金+消費税7%で、デリバリー時間は までで、その日のランチにほしい人は当日のまでの電話の注文で。お届けの地域はスクムビットまでですが、「配達料金はかかりますが、どちらでもお届け可能」ということです。
2021年2月5日タイ自由ランド掲載
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