CPの不動産管理部門、工業団地開発も大きな柱

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CPの不動産管理部門、工業団地開発も大きな柱

タイ東部経済回廊(EEC)の中心、ドンムアン空港、スワンナプーム空港、ウタパオ空港を結ぶ高速鉄道、及びマッカサンやシラチャーの駅周辺開発の受注を、5月に締結予定のCPグループだが、同グループの不動産を管理するCPランド社によると、今年の投資は40億バーツほどとなり、利益は昨年と同じ9億バーツほどになるとしている。

EEC内のラヨーンに開発中のCPGC工業団地は、中国のクワンシーコンストラクティングエンジニアリング社と合同で、3068ライを開発中で、すでにEECの承認を受けている。

CPランド社では、この工業団地の事業が2~3年先には、中核のオフィス事業、住まいの事業、ホテル事業の3つとともに重要な柱になるとしている。

ホテル事業については、フォーチューンブランドで今年は11ホテル2000室をオープンの見込み。ラヨーン、サムットサーコン、ムクダハン、コンケンなど。

一方、オフィス事業では、自社ビルの家賃収入などで、シーロムのCPタワー1、フォーチューンタウンのCPタワー2、パヤタイのCPタワー3があり、また今年末には19階建てのCPタワーノースパークが完成予定で、現在建設中のレッドラインの路線のすぐそばになる。

また、住まいの事業については、業界が停滞している状況だが、低層の物件を主に開発しており、シラチャーのタウンハウス40戸は、日本人のマネジャークラス向けの賃貸物件などとなっている。

 

 

2019年4月20日 タイ自由ランド掲載