社会保険の上限を給料2万バーツで1,000バーツ負担へ

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タイで働いている人などが加入している社会保険については、来年初めには、徴収額が引き上げられることになりそうだ。

社会保険事務所によると、現在、給料が15000バーツ以上の人は一律5%の750バーツが本人負担、同じく5%が会社負担で毎月、同事務所に収めているが、これが、給料20000バーツ以上の人に引き上げられ、それ以上の人は5%の1000バーツを負担、会社負担も1000バーツになる見通しだ。

早急に内閣にはかり、来年初めから実施するとしている。

同事務所によると、15000バーツ以上一律はすでに20年以上前に設定されたもので、物価上昇が著しい現在の社会情勢に見合っていないという。

また、社会保険の加入者が受けられる恩恵についても、例えば、2万バーツの給料の人なら、失業手当は以前、7500バーツだったが、今は10000バーツをもらえる。また、妊娠、出産では、以前は90日分で22500バーツだったが、今では30000バーツが支給されるとしており、加入者にとって受けられる恩恵が増えているため、それに見合う徴収が必要、というものだ。

なお、日本人でも、タイで働いている人は皆、社会保険の加入の義務があって、強制加入であるが、1つの病院を選んで、その病院での通院費用が無料になるなどのメリットはあるが、日本人が多く通うスクムビット界隈のバムルンラート病院やサミティベート病院、バンコク病院などは、この社会保険は取り扱っておらず、これらの病院を指定することはできない。

そのため、日本人はこれらの高額保障のある病院での治療ができる保険に別途に入っているのが普通だ。

また、バンコク都内では、会社の社長及び、株主は社会保険に加入できないため、これらの人は、社会保険に加入しなくてよいことになっている。

 

 

2017年11月5日 タイ自由ランド掲載

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