チェンマイではコンドー活況
一方、タイ北部の都市、チェンマイについては、なお、コンドミニアム市場は需要があり、大手ディベロッパーのサンシリィ―社によると、同市でディーコンドーなど、5つのプロジェクトを行っており、事業規模は70億バーツほどで、中にはプリセールの段階でほぼ売り切っている物件もあるという。
タイの不動産コンサルティング会社によると、現在、チェンマイで出回っているコンドミニアムは7470ユニットほどで、72%が売れているという。1ユニット200~300万バーツほどが主体で、平均では1㎡当たり6~7万バーツとなっている。
大手の物件は少なく、地元の中小企企業のものが74%を占めている。
中国人の旅行者はチェンマイでも、ここ数ヵ月、減っているが、コンドミニアムの購入については、パタヤのような中国人購入の勢いはなく、タイ人の購入が主体だ。
チェンマイ市内の物件が4580ユニットにのぼっており、今後、同市内の路線などが計画実行されれば、駅に近い場所などでのコンドミニアム建設が加速されると思われる。
2018年12月5日 タイ自由ランド掲載
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コメント一覧
チェンマイで都市交通が整備されれば、国外や周辺地域からの人口流入も増えそうな気がします。暮らしやすい都市が地方にも増えれば、バンコクへの人口集中ももうすこし緩やかになるのでしょうか。