シーサケット県の学校建て替えで日本政府が232万バーツ援助

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シーサケット県の学校建て替えで日本政府が232万バーツ援助

タイ東北部のシーサケット県パユ郡パユ区にあるバーンノーンムアン・ノーンテーン学校の校舎建て替えにあたり、日本政府は「草の根・人間の安全保障無償資金協力」により、総額2325000バーツの支援をし、12月16日に同県副知事、同校校長、佐渡島志郎・在タイ日本国大使が出席し、引き渡し式典が行われました。

同校は幼児教育と初等教育を実施している小規模公立小学校で、区域は2村ですが、他地域からも園児、児童を受け入れており、現在、100人が在籍しています。

同校の校舎は3棟のうち1棟が築36年の木造校舎で、洪水による損傷の上、老朽化が進み、1階の鉄筋コンクリート柱が錆により亀裂が生じるとともに、2階の床を支える木造の梁と根太の腐食、破損が深刻化していました。そのため、同校では、校舎の強度を上げるため10年前に1階の各部屋に鉄柱を設置しましたが、部分的な解決に過ぎず、年々、校舎の一部が傾き、2階建て6室の同棟は4室しか使えなくなり、児童は倒壊する危険と隣り合わせの状態で学習をしていました。

このような状況の中、児童の安全を確保するためには、これ以上の部分的改修の余地はなく、同棟を建て替えることではじめて児童の適切な学習環境が整うと判断し、日本政府は支援を決定しました。

2017年15日 タイ自由ランド掲載

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