【なつかしい記事】口の開き方が違うだけで?

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口の開き方が違うだけで?

いや~、タイ語ってすごいことばだよねえ、という時がたまにある。長い間、タイにいて、一応、生活する上で、問題なく、タイ語は話せるが、たまに人のニックネームを言うときに、それが人に伝わらないとき、「何やねん、わかれや!」と思ってしまうのだ。

ニックネームでは結構、英語系のものもあって一応、タイ語の文字がわかるので、文字がわかれば、発音の仕方もわかるのだが、英語系だから、ということで、横着に普通に日本風に発音してしまうと通じない。

例えば、うちの会社に「ノート」という、ニックネームの男性がいるのだが、それをタイ人スタッフに「ノートに行かせて」と告げても、ノートの部分がわからない。ノートはノートだろう、と思うのだが、タイ人は音を聞いて、違う音だとわからないのだ。スゴイですね。

ノートのーの部分なのだが、これを日本人でいう「う」の口の開き方で発するノート。そして日本人でいう「お」の口の開き方で発するノート。英語の発音記号にすると、上の図のようになるのだが、イントネーションとしては上がり気味に発音する。

私は「う」の開き方でノートと言ったが4~5回繰り返しても通じなかった。そしてようやく、通じた。正確には「お」の口の開き方でノート。

タイ語はそこまで微妙なんですかね。タイ料理と同じく、とっても繊細ですね。 (M)

2017年2月20日 タイ自由ランド掲載

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