【なつかしい記事】無許可営業のホテルは5千件以上
インターネットから申し込みができるため、タイのバンコクでも駅に近いホテルが好まれ、小規模なホテルも次々に出来ている状態だ。
最近は街中にカプセル風のドミトリーなどもあらわれ、agodaを見ると、ペッブリー通りのソイ15にホステルの名前で2000円ほどで泊まれるところもある。
しかし、タイホテル協会などによると、タイ全国で許可なし営業をしているホテルは5000以上あるとしており、現在、ホテル業として登録しているホテルはタイ全国で7364ホテル。しかし、agodaのウェブサイトを見ると、そこに載せているホテルは9299ホテルあったという。さらにそのほかを加え、5000以上という数字だという。
そのため、先月、内閣の承認を得て、今後3ヵ月のちにはホテル業取得が厳格化され、7月までの猶予で違法ホテルの許可取得を促し、その50~70%は合法になると見積もられている。
現在、タイは周辺諸国よりも安いホテル代で泊まれ、これは許可なしホテルがディスカウントをして安い料金で客を呼び込んでいるためだという。
許可のあるホテルは、非常階段や客室などの規制に従って建設しているため、その分、費用がかかっており、税金や許可手数料なども支払っている。許可なしのホテルの10倍はかかっているともいわれ、これを改善することでホテルの宿泊代も一定に保ち、今年末にはホテル代の価格アップも踏み切れるとしている。
2015年2月5日 タイ自由ランド掲載