アイコンサイアム向かいのICSは将来、新規で25,000人が集う街

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 ICS2階に455㎡の広さでオープンしたダイソーと花岡社長
ICS2階に455㎡の広さでオープンしたダイソーと花岡社長

ひさしぶりに川向こうのトンブリーに行きました。BTSに乗りクルントンブリー駅で乗り換えてアイコンサイアムの向かいのICSを目ざします。

トンブリーというのは、チャオプラヤー川を超えた向こうの地域をそう呼んでいます。クルントンブリーの駅周辺は、高層コンドミニアムが次々に出来ていて、昼間は都心に働く人が多いとしても、夜はオフィスから帰るタイ人で賑わうのでしょう。

でも、こんなにコンドミニアムが出来ていても、駅前の商業施設などは見当たりません。どこに買い物に行くのでしょうか。

さて、ICSへはBTSからゴールドラインに乗り換えます。初めてのモノレール体験です。今回、予定されているピンクラインやイエローラインよりも一足先にオープンしており、乗ってみると、人はまばらでしたが、揺れが結構大きく、ピンクラインやイエローラインはきっと、もっと人で混雑するのですが、モノレール線の車体は耐えられるのでしょうか。短い路線でひと駅のチャルンナコン駅ぐらいまでならこの程度でよいと思いましたが。

さて、今回の目的のICSは、チャルンナコン駅を降りると、建物がエムクオーティエとエンポリアムのようにまたがって入り口がありました。

一方がアイコンサイアム、一方がICSです。ICSの商業センターはすでに1月にオープンしていますが、ぱっと見た感じ、簡素な建物で、アイコンサイアムとはちょっと違うなあ、格下かな、と思いましたが、家主はサイアムピワット社、マグノリアクオリティー社、CPグループで、アイコンサイアムに便乗した建物、というわけではなく、この周辺を一体的に開発しているようです。

ミクストユースの造りで、商業センターがまず、オープンしており、あとは現在、建設中のホテル「ヒルトン・ガーデンイン」が完成予定で、そのほか、賃貸オフィスも予定されています。

ところで、BTSクルントンブリー駅からモノレールが走るゴールドラインのチャルンナコン駅あたりまでには今後、2~3年の間に50ものコンドミニアムが建てられるだろうと言われており、合わせて25,000ユニットのコンドミニアムの部屋が提供され、そこに住む人たちがICSなどで買い物をするようになるといいます。
今回、ICSの2階に3月31日にオープンした60バーツショップのダイソーを見に行きましたが、このようにタワーマンションや高層コンドミニアムに住む地元のタイ人中間層をターゲットにした品揃えをしており、売り場の広さは466㎡で、アソークやトンローにあるダイソーと違い、かなり広い。「7,500品目を用意しており、将来的には1万アイテムとなります」と花岡社長は話しており、「60~300バーツの品揃えで、コンドミニアムなどに住む層なども取り込んでいく」と花岡社長は話し、店前にアロマの商品を並べ、ひと味違うダイソーの雰囲気を出しています。

また、ICSのテナントは徐々に入居しており、コロナ明けのゆる~いオープンで、ガツガツしていないのがよい。生活用品のMR D.I.Y.や、日本でおなじみのモスバーガー、地下には新しいコンセプトのロータスの「Privé」(ロータスプリベー・プレミアムハイパーマーケット)がオープンしていますが、以前は川向こうのトンブリーの下町だった地区に、新しいショッピングモールが出来、コンドミニアムに住む中間層が大量にやって来ることが予想されます。都心から30分以内の穴場として発展しそう。スクムビットとは違う商業圏ですが、事業をやる人にとっては結構おもしろくて、新規の住民が期待できる場所だなと思いました。

 

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DAISOの広告2023年4月20日 タイ自由ランド掲載

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