イミグレーションに行く! ラクシー駅からやはりタクシー 乗り心地良いレッドライン
コロナの間にタイに来れなかった期間も、バンコクでは路線の整備が着々と進み、11月29日に正式に レッドラインがオープンし、バンスー中央駅もお披露目されている。
とりあえず、その前からワクチン接種の会場にバンスー中央駅はなっていたので、日本人でバンスー中央駅まで行った人もいるだろう。
このレッドラインのオープンでドンムアン空港までは便利になったようだが、コロナでその利用機会もなく、そしてイミグレーションのラクシー駅については今回使ってみて、1年のビザ更新で行ったが、レッドラインのラクシー駅で降りてもそこからの距離が中途半端で、歩いて行くと大変。結局、タクシーやモーターサイで目的地まで行くのがよい、という結論になった。
なので今、建設のピンクラインが来年に出来上がるが、レッドラインのラクシー駅からそれに乗り換え、TOT駅まで行き、そこから歩く!というのは、それはそれで便利にはなるが、でも大幅に便利になる!というほどでもない。
前年、行ったグリーンラインでワット・プラシーマハータット駅まで行き、早朝はその駅にタクシーが停まっているので、それでイミグレーションに行く!という方法がよいように思う。グリーンライン一本で行けるのが何よりよい。タクシーで12分ほど。
余裕があり、帰りの便は、B棟に寄るシャトルバスに乗り、チェンワッタナ・ソイ7の入り口まで行き、そこから歩いて来年オープンするTOT駅まで行く、というのはよいだろう。
さて、現在建設中のピンクラインだが、まずミンブリーからラクシーまでを先にオープンするということだが、見たところまだ高架も十分に完成しておらず、駅の建設もまだ。ただタイの建設は油断しているといつのまにか完成しているのであなどれない。
さて今回、初めて乗ったレッドラインだが、乗り心地は大変よい。その前に地下鉄に乗って乗り換えたので、視界が一気に開けたような開放感がすばらしい。窓が大きくて外の景色もまだ未開発だが、その移り変わりも楽しい。ドアの開け閉めはエアポートリンクのようでもあるが、それほど圧迫感はない。
現在、ランシット駅までで、将来的にはタマサート大学まで伸びるようだが、今後は主要な路線の一つになるのだろう。
イミグレーションの帰りはラクシー駅で乗ったが、とっても高い!値段が高いのではない。位置が高いのだ。高所恐怖症の自分には少し高すぎるかも知れない。
建物でいうと、4階ほどだろうか。結局、高速道路をまたがなくてはならず、ピンクラインとも連絡するので、高い位置で駅をつくらざるを得ないのだ。
今回、プロンポン駅からまずグリーンラインに乗り、アソーク駅でブルーラインに乗り換え、バンスー中央駅まで行ったが、この地下鉄で11駅もあり、所要時間は20分ほどかかった。
これはさすがに遠い。グリーンラインでそのままワット・・・駅まで行けば乗り換えもなく快適。それがこの駅からタクシーをお勧めする理由だ。
さて今回、いろいろ乗ってみたが、果たしてこの程度の乗客数で採算が取れるのだろうか?コロナが終われば、またこの5~6倍の人が押し寄せるのか?あと、賃金も日本の学生定期や会社向け定期のようなものもなく、基本的にはその距離の料金なので、乗れば乗るほど高くなる。今回も地下鉄で40バーツ。レッドラインで27バーツ。あとグリーンラインにも乗ったので、20バーツ弱かかっている。合わせて80バーツほどだ。なので、この運賃についてはタイ人の間でいろいろ議論があるようだが、もう少し安くなると乗りやすくなるだろう。
ところで、バンスー中央駅だが、まだ、ガランとしており、中央駅という感じではないが、昔のフアランポーン駅のような哀愁はなく、東北の人が大きな荷物を抱えて上京している、という風もなく、この9月からは北部や東北部(イサーン)からの乗り入れも開始されるというので、いなかの人が上京する時の想いが詰まった駅として親しまれるかどうか。
それで現在、このコロナの間で、十分に網の目の路線ができていて、さらに来年、ピンクラインとイエローライン で、その路線図はほぼ完成に近づいている。まさに一流都市の仲間入りである。
2022年6月20日 タイ自由ランド掲載