人手不足は50万人以上!
隔離なしでの外国人観光客の入国で、受け入れ側のタイでは一斉にホテルなども開き、同時に店では飲酒も OKなど、パブやバーなどでも用意が進んでいるため、人手不足の問題が起こっている。
ホテルや食品関連、レストラン、製造、建設などでは人手が不足しており、いったん、解雇していなかなどに帰った労働者がまだそのまま戻って来ていない状態で、タイ人なら戻ってくるのに支障はないが、ミャンマー人などはいったん帰った労働者は国境を越える必要があり、その許可が出ていない。
タイではこれら労働者の入国によるコロナの感染拡大、クラスターが心配なため、受け入れOKを出せない状態だが、この10月は国境などで逮捕されたのは1万人以上にのぼり、違法に入国して来るミャンマー人、カンボジア人、ラオス人が増えている状態。
先日も、ミャンマーのタチレクから入国したミャンマー人が逮捕され、仲介者には一人当たり12,000バーツを払っていたという。11月に入っても7日間で3,160人が逮捕されており、1人当たりの入国でかかる費用は15,000~25,000バーツほどという。違法で入国した場合は、バンコクのほか、サムットサコン、パトムタニー、ノンタブリー、サムットプラカンなどに散らばっている。民間では少なくとも50万人以上は必要としており、外国人労働者がタイで働くための整備を急ぐようタイ政府に要望している。
2021年11月20日 タイ自由ランド掲載