脂身があっておいしい! プラドゥック入り すり身だんごを開発
タイ人がよく食べているものでは、すり身のだんごがあり、豚肉や牛肉のすり身だんごだが、あまりその味はしなくて、だんご味なので、日本人にはいまいち人気はないが、タイではそのまま炭火で焼いたり、揚げたり、あるいはタイラーメンの具としても重宝されている。
おおまかには、豚肉入りすり身や牛肉入りすり身、魚のすり身などがあり、どれも微妙に味が違っていて、豚肉入りは弾力がありオーソドックス、牛肉は少しくすんだ色で身が詰まっていて味があり、日本人が一番気に入るだろう。
魚のすり身は軽い感じで、味や風味はあまり感じられない。
このたび、タイ南部のパッタルンで世界で初めてのルックチン(すり身だんご)を開発し、ルックチン・プラードゥックとして、このほど売り出す予定。
プラードゥックというと、バンコクでもイサーン料理店で網の炭火焼きをしているのを見かける川魚だが、それをすり身だんごにしていて、世界で初という。
脂身があっておいしく、白っぽくなくて自然の色で、味の素や保存料も入れていないという。食べた人の反応は上々だが、問題は魚くささが少しあったが、自分たちが養殖してその問題を解決しており、O-TOP(一村一品の商品)にとどまることなく、タイで広めていきたいという。