【なつかしい記事】午後7時発!トンロー通りに潜入!
BTSトンロー駅から伸びるトンロー通り。スクムビットのソイ55ともいうが最近、老朽化した建物を壊して、新たな商業ビルをつくるところも増え、文字通り商業通りへと変貌しつつある。
もともと、トンロー通りというと、ハイソーな若いタイ人らが夜に好んで訪れる場所だったが、その様相がさらに深まりつつある。そんなトンロー通りを金曜日の午後7時ごろから歩いてみることにする。
BTSトンロー駅をおりてトンロー通りに入ると、せまい歩道は人が通るのには精いっぱい。ここにダウォン(多園)という食べ放題の韓国焼肉店があったが、店は閉めていた。やはり食べ放題ではやっていけなかったのだろうか。テナントの契約更新で家賃が上がったのかも知れない。
通りの向かいを見ると「とんこつラーメンきせき」がオープンしていた。ちまたでよく見かける、タイ人がオープン、というのではなさそうで、のれんや店の様相は日本人オーナーのようで今度、一度、入ってみよう。
さらに行くと、並びに「蔵摩」という日本料理店の看板が見えた。ここは以前、菊水庵という日本料理店があったところだ。居抜きで店を買ったのだろうか。
「いいかげん」なんて屋台も登場。いいかげんな料理を出されるとイヤなので、ちょっと入るのにちゅうちょするかも知れない。
トンローのソイ1~3、5あたりまでは銀行が進出している。どれもかなり大きな店舗だ。トンロー・ソイ3では車がぎっしり停められ、これはきっと割烹まるの客だろう。相変わらず駐在員の支持を集めているようだ。このようにビルの中ではなく、長屋の4階建て、というのは内装をきちんとすれば、利益は大きいのかもしれない。
トンロー・ソイ4の角は工事中で、以前あったベコフィーノは50/50プラザへ。ここには新たに店舗ビルができるようだ。
まだ、このあたりは店舗がぎっしり、という感じではないが、歩道にしてももっと人が歩きやすい感じで整えて、屋台も許可して出れば、トンロー通りを歩く人も増え、盛り上がるのだろうと思う。BTSトンロー駅から今、ここソイ9まで歩いたが、同じように歩く人は皆無だ。日が照っていない夜でも歩く人はいない。
8トンロービルはテラスがきれいで、鮨忠は2階にある。ソイ9を過ぎて、のび太は閉店していた。見上げると地鶏やくまもととあり、ここも店舗を買って新しく営業するのだろう。スクムビットのソイ26を入ってすぐ左にも同じような「地鶏や」を見た気がするが…。
トンロー・ソイ13の角のトンクルアンは、窓越しに見ると中は人でいっぱい。正統派シーフード&タイ料理は人気がある。
トンローのソイ15、16あたりがタイ人の若い人が集まる地域のようで、ソイ16のそばにJuJuという日本料理&バーがあり、その横にサッポロバーがあった。
この店は向かいのJアベニュー側にオープンしていたが、向かいに移転したようだ。家賃がかなり高かったいうが、いい場所に代替を見つけたようだ。
ソイ18から先は それほど賑やかではなく、トンロー通り全体を見ても、活気があるのはトンローソイ8、9~17、18までに集中しているようだ。そして今、徐々にそのほかの場所も、小さな開発が進められ商業ビルへと様変わりしており、トンロー通りもじわじわと通り全体がレストランやバーで活気ある通りに変ぼうしつつあるようだ。 (M)
2014年7月20日 タイ自由ランド掲載