スマホで呼び出すタクシーが2025年には5倍の市場に
タイでのタクシーの利用は従来の方法から、スマホなどで呼び寄せる方法が広がっているが、その代表格であるUber(ウーバー)が、12月19日より、スワンナプームタクシー組合と提携し、ウーバーで呼び寄せると同社のタクシーがかけ付けることとなった。4000台以上走っており、車体は緑色。 これまではスマホで呼び寄せるタクシーは登録しておらず、従来のタクシーの運転手らがウーバーで乗車する車や乗客などと問題となることも多かったが、今後は、許可を得た登録車が駆け付けることになる。
一方、Grabの幹部によると、携帯による車のシェアの市場は、東南アジアは世界の中で最も成長が著しいとしており、2025年までに5倍の伸びになるとしている。 また、東南アジアでは、タイがインドネシアに次いで2番目の市場になるという。このため、昨年からGrabは、タクシー運転手と提携して、携帯でのタクシーの呼び寄せを行なっており、運転手側は収入19%増が見込めるとしている。
タイでは、スマホのアプリなどで呼び出すタクシーはウーバー、Grabのほか、Taxi OK、Dacseeなどが参入しており、過当競争となっている。
2018年1月20日 タイ自由ランド掲載
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