新規コンドミニアムが6月急増
タイのバンコクでは路線整備とともに駅周辺での高層コンドミニアムの建設が活発だが、タイの不動産コンサルティング会社によると、今年1~6月までのバンコクでの新規コンドミニアムの販売は45件で、18075ユニットにのぼり、昨年の同期より19.9%減だった。
これは、各ディベロッパーが昨年、新規に販売した物件のストックを売る方に力を入れていたことや、選挙のため、新規を控えていたためで、選挙後のこの6月だけで新規が5100ユニットにのぼる。
外国人では特に、中国人の需要はあるが減ってきており、現在、一番多い新規の物件の場所はブンクムで2461ユニット、ホアイクワン2119ユニット、プラカノン1315ユニットとなっており、現在ある路線や、新規に工事中の路線沿線での物件が中心だ。
そのほか、駅でいうとBTSのプンナウィティー駅の近くが1148ユニットで一番多く、ラマ9世駅近くの1025ユニットが続いている。
2019年7月20日 タイ自由ランド掲載