中古車市場が回復!?出費抑え、新車購入控える
タイでは中古車市場の低迷がここ数年続いているが、大手の中古車販売会社マスターグループによると、今年は過去の状況よりもよくなっており、昨年に比べ販売は20%増といい、来年もさらに状況はよくなると見ている。
これは消費者が出費を抑えるため、新車購入を控え、中古車に目を向けているとして、同社では今年の販売は2000台ほどとなり、業界全体の販売は1年で200万台ほどという。
3年落ちまでのコンパクトカーやセダンが人気で、トヨタのアルティス、ヴィオス、ホンダのシビック、シティーなど。3年ほどまでなら状態は新車と変わらず、それでいて価格は25%安いものなども出回るとしている。
タイでは中古車は日本ほど値崩れせず、例えば、新車でトヨタのヴィオスを65万バーツで買った場合、3年後に5万㌔ほどのものは、45万バーツほどで売れる。
5年以上たったものでも、走行距離が7~10万㌔以上であっても、25~40万バーツ台の価格で売れるのが普通だ。
2016年12月20日 タイ自由ランド掲載
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