タイ国内の路線網の整備はこの4月に次々に内閣承認へ
タイ国内の路線整備については、タイ交通局によると、この4月に内閣にはかるものとして、4つの鉄道路線があり、デンチャイ~チェンマイの事業費600億バーツ、デンチャイ~チェンライ~チェンコーンの事業費760億バーツ、バーンパイ~ナコンパノムの事業費600億バーツ、チラ~ウボンラチャタニーの事業費480億バーツとなっており、内閣の承認ののち、今年中には入札の運びとなる。
一方、バンコク都内の路線整備については、この4月に内閣にはかるものとして、ランシット~タマサート大学の8・9km、タリンチャン~シリラート、タリンチャン~サラヤーの19・5km、バンケー~プッタモントン・サーイ4の8km、タイ文化センター~バンクンノンの13・4kmとなっている。
また、タイと中国によるバンコク~ナコンラチャシーマーの253kmの高速鉄道については、すでに建設が始まっているが、14契約に分かれており、契約1の3・5kmの次の、契約2の11kmについては、中国側が設計を提出しており、そのあと契約3~7、8~14が順次、入札される。
続いての、ナコンラチャシーマー~ノンカイの355kmについては、タイ側が設計をするとしており、ラオスへの開通に向け中国が強く推し進めている。
2018年3月20日 タイ自由ランド掲載
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ディスカッション
コメント一覧
バンコク~ナコンラチャシーマー~ノンカイ、そしてラオスを経て中国へと繋がる路線は、全線の完成がいつになるかわかりませんが、中国と鉄道網で結ばれれば、中国の影響が更に強まるのは確実でしょう。
タリンチャンからの路線が2本できると、タリンチャン水上マーケットへの観光客が増えるでしょう。駅周辺の開発で水上マーケットがどんな変化を見せるのか楽しみです。