タイでは20年後に高齢者31%に、労働力人口は670万人減少

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タイでは20年後に高齢者31%に、労働力人口は670万人減少タイでは現在、高齢者の数が全体の18%だが、20年後には2千万人以上で、31%に急増する。

1月14日に内閣広報が述べたところによると、社会経済開発評議会の調べでは、今後のタイ人の人口の推移は、現在の6650万人から徐々に増加し、2028年には6720万人に達する。しかしその後、減少に転じ、2040年には6540万人となる見通しだ。

2019年には、1~14歳の子供と60歳以上の高齢者が1130万人と、同じ数になったが、その後、子どもは減少、高齢者は急増し、20年後の2040年には2千万人以上で、全体の31%に急増する。

一方、労働力人口は20年の間に670万人減少する見込み。

また、平均寿命では現在、タイ人女性80.4歳男性73.2歳だが、20年後には女性83.2歳、男性76.8歳になる。

そのほか、人口の分布では、EEC(東部経済回廊)を掲げるタイ東部の人口が1年で約5.3%伸びており、チャチェンサオ、チョンブリー、ラヨーンの3県の人口が急増している。

2020年2月5日 タイ自由ランド掲載