複合施設の開発へ タイ大林のナンタワンビル
BTSラチャダムリ駅のそばにあるナンタワンビルについて、タイローカル紙によると、2021年末までで契約終了となり、所有者のタイ大林組では新たな長期賃貸契約を検討しており、グレードAのオフィスや5つ星のホテル、商業施設を合わせた複合ビルの構想となる見込みだ。
同地はワチラウット・ウィタヤライ所有で、今回、30年の賃貸が終了したが、新たな賃貸は50年が検討されており、となりのコンドミニアムものち4年ほどで契約が終了する。
タイ大林組によるナンタワンビルは、同社のほか、バンコク銀行、タイ商業銀行、王室財産局などが株主となっており、当初から日系企業に人気のオフィスで、地下には日本料理店の日本亭が入っていた。
また、並びのペニンシュラプラザも、4~5年のちには開発が始まる見込み。
ただ、交差点のラチャプラソン周辺は、デモなどの際によく利用され、警戒地区になることも多く、オフィスとして敬遠する会社もある。
2022年1月5日 タイ自由ランド掲載