一気に開国で従業員不足?給料1万5千でも来ない!
11月からレストランでの飲酒が可能になっているが、タイ政府の突然の解禁に、それぞれの店も対応ができておらず、これまで人数を減らしていたレストランの従業員たちはそのままいなくなり、戻ってこないため、人手不足の店は多い。
ミャンマー人の来タイはまだの状態で、いなかに帰ったタイ人もそのまま、戻ってこないため、あるいは割のよい仕事を見つけており、バンコクの飲食店は従業員不足の状態。
今では1万2千バーツや1万3千バーツの給料では人は来ない。1万5千バーツでも定着しない状態で、基本給は1
万7千、1万8千へと上がっており、それにつられてタイの物価も徐々に上がっている。供給不足で人件費は上がっており、ミャンマー人の来タイ解禁まで続きそうだ。
スクムビット・ソイ41を入った路地のタイ料理のおかず屋さんでは、この飲酒OKの少し前に求人募集をかけ、ナーンの山岳民族系タイ人やカリアン(カレン族)ら4人を運よく確保し、いなかにいったん、帰っていったタイ人の補充をしたが、店の上階で寝泊まりして、3食付きで給料は17,000バーツと、以前では考えられない厚遇となっており、経営者にとっては苦しく、従業員にとっては引く手あまたの状況のようだ。
一方、11月からの外国人の隔離なし入国可能で、各ホテルもその対応が必要となり、いなかに帰っていたタイ人も呼び戻されているが、1日300バーツほどの支給では難しく、1日600~700バーツほどに上がっている状況で、1ヵ月25日勤務だと15,000バーツ以上となる。