コロナ感染拡大で労働者制限路線整備も遅れる!来年末にはオープンへ
先月、オープンしたレッドラインの路線に続いて、現在、建設中の路線は3線で、建設は80~85%の進捗状況。
ロックダウンなどにより、コロナ感染拡大を防ぐため、労働者の配置などで予定よりも遅れているが 、BTS グループなどによると、ラプラオ~サムローンのイエローラインは建設が85%進んでおり、来年3月には区間中の一部をオープンできるとしており、来年中ごろに全体もオープンの予定。
また、ケーラーイ~ミンブリーのピンクラインは建設が80%進んでおり、来年中ごろに一部オープン、来年末には全体のオープンになる見込み。これらはモノレールの路線のため、通常の整備よりも短縮してオープンにこぎつけられる。
一方、タイ文化センター~ミンブリーのオレンジラインは、建設が84%進んでいるが、地下鉄のタイ文化センター駅~クロンバンマー駅は82~90%、高架となるクロンバンマー駅過ぎ~スウィンタウォン駅は76%の進捗。10駅が地下鉄で7駅が高架で、完成は2024年中になる見込み。
今後のバンコクの路線整備では、タオプーン~ラーブラナのパープルライン南側の23.6 km については、タイ国鉄道によると、現在入札中で、今年末には選定業者が決まり、来年から建設、オープンは5年後の2027年となる見込み。
チャオプラヤー川を渡る路線で、地下鉄10駅、高架7駅となり、事業費は823億バーツの見込み。
そのほか、入札の段階なのは、オレンジラインの西側、バンクンノン~タイ文化センターの13.4 km。
また、今後計画がある路線では、ランシット~タマサート大学、タリンチャン~サラヤー、タリンチャン~シリラート、バンスー~ファランポーン、バンスー~マッカサン~フアマーク、ワチャラポン~トンローなどの予定がある。
2021年9月5日 タイ自由ランド掲載