【なつかしい記事】バンコク都内は10年後には網の目の路線網へ
前号に引き続き、バンコク都内の路線網の整備について、現在のBTS、地下鉄、エアポートリンクに続いて今年8月完成のバンスー~バンヤイの路線。さらに現在、建設中の路線はバンスー~タープラ、フアランポーン~バンケー、BTSベーリング~サムットプラカーン、BTSモーチット~クーコットの4路線で、これらは2~4年後の開通が見込まれる。
一方、今年に入札が見込まれているのは地下鉄のタイ文化センター~ミンブリー、ケーラーイ~ミンブリー、地下鉄のラプラオ~BTSのサムローン駅の各路線。おそらくは7~8年後の完成が見込まれる。
そして今後、建設計画のある路線としては、高架駅のタオプーンからラーブラナ、地下鉄のタイ文化センターからタリンチャン、サラヤー。そのほか、高架駅のバンケーからプッタモントン・サイ4、BTSのサムットプラカーンからバンプー。さらにバンスー~フアランポーン、バンスー~ランシット~タマサート大学などで、これらが整備される10年後には、バンコク都内は高架路線や地下鉄によって左図のように便利に移動できることになるだろう。
さらに地図には載せていない計画路線では、ラマ2世通り方面のバンボーン~マハチャイ、そしてエアポートリンクのターミナル駅マッカサンからバンバムル、現在建設中の高架駅クーコットからラムルーカー、そのほかワチャラポン~ラプラオ~ラマ9世、そのほか、ディンデーン~サトーンなどとなっており、在タイの日本人が興味を引く路線としては、ビジネス街のサトーンを通るディンデーン~サトーンの路線だが、都心での工事で大渋滞が予想されるなか、実際に着手されるかは未知数だろう。
2016年1月20日 タイ自由ランド掲載