都心の25ライをセントラル、TCC、サンシリら入札中、キングパワーは脱落

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セントラル、TCC、サンシリら都心の25ライを販売中、キングパワーは脱落

バンコクの都心はほぼ開発が進み、大きくまとまった土地はそれほどないが、地元紙によると今回、売りに出されたのはプルンチットのイギリス大使館が所有する土地25ライ。これに対して、大手グループや開発会社が購入価格を提示しており、来年初めには、購入者が決まる見込み。

同地は、BTSプルンチット駅から近い場所で、セントラルエンバシーの裏手の方になる。すでに以前、セントラルグループが同エンバシーの土地を同大使館から買っており、今回も購入価格を提示している。そのほか、チャーンビールのチャルン・シリワッタナパクディー氏も参入しており、TCCグループが提示。また、大手開発デベロッパーのサンシリィ社も提示している。

この周辺は、セントラルエンバシー~セントラル・チットロムの回遊があり、同エンバシーの上はパークハイアットホテルが来年オープンの予定。駅前にはホームプロが入居するビルや住まいのノーブル・プルンチットなどがある。また、ナイラートパークホテルがあった土地は、バンコク病院グループが買い取り、BTSをはさんでは、オフィスビルのパークベンチャーで、その中にはホテル・オークラが入る。そのほか、プラザ・アテネ、オールシーズンズプレイスなど。また、AP、SCエステートのコンドミニアムも来年販売される見込み。

同25ライの土地に申し込んだキングパワー社のウィチャイ氏によると「1タランワー当たり120万バーツで、合わせて、120億バーツほどを提示したが通らなかった。得られればよし、得られなくてもよし、だった。おそらく他の提示はこれ以上なのだろう」と話している。

周辺ではナイラートパークホテルの土地はタランワー当たり180万バーツだったため、同25ライもそれは下らないと見られており、合わせて180億バーツ以上と見られている。

2016年12月5日 タイ自由ランド掲載

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