違法就労は300万人?ミャンマー人らまた戻ってくる?

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違法就労は300万人?ミャンマー人らまた戻ってくる?

外国人労働者に対して出された新規の法律で、不法就労の外国人労働者は、その雇用主が40~80万バーツの罰金、本人が2000~10万バーツの罰金について、タイ政府は当初、6月23日より施行したが、関係者の反発が大きく、今年末まで猶予を与え、その間に正規にビザ、労働許可証を取るように促すことになった。

タイの農業関係協会によると、農業、漁業で80%以上はミャンマー人ら、外国人労働者で成り立っており、正規で働いているのは150万人にのぼり、違法就労は300万人にのぼるという。

労働許可証がない場合のほか、仕事の職種が違う、働く場所が違うなど、これらはすべて違反となる。以前の雇用主から移って働き、そのまま労働許可証を持っているなども違反となる。

現在、いったん帰国するミャンマー人、ラオス人、カンボジア人らが多いが、いったん帰国して正規に書類を整え、また戻って来る場合は1人2万バーツほどかかるといい、そのため、タイ政府も後押しして、タイ国内で切り替えられるよう、促しており、その場合は1人3500~8000バーツで、ビザ、労働許可証の取得ができるようになるという。

農業、漁業の業界では、すでに多くのタイ人が、給料が高く割りのよい工場等に移っており、3ヵ国の外国人労働者がこのまま帰国してしまうと事業の継続が不可能なところも多い。

現在でも漁業の3000隻の船を7か月も出せていないとして、その損失は1ヵ月で100億バーツにものぼるという。

 

2017年7月20日 タイ自由ランド掲載

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